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matta

街の散歩…ひとりあるき

なぜトーガなの?

2011年09月02日 | 絵画・彫刻
LeicaM8.2/elmarit 28mm

衣装はあの古代ローマ時代、
元老院議員がはおっていた、
トーガ(トガ、長衣)では?…。
一歩譲って、
女性だからあるいは、
古代ギリシャ時代の、
トーガのもとになった、
一枚布のワンピース型、
ヒマティオンか…。

これを着るのはたいへん、
召使奴隷のたすけがふつう。
身長のほぼ3倍の長さの、
毛織り布を二重にして、
巻きつけていく。

立居振舞が重々しく、
立派にみえ、
古代ローマ指導者階級に、
重用されたのだという。

そのトーガを、
自由の女神がなぜはおるのか。
強くりりしく、
威圧して見えるようにか…。

たぶん、
基底はパックス・ロマーナ、
パックス・アメリカーナを導くシンボル…。
たてまえは別にして、
「自由」はあくまで欧米世界のもの。

おなじ「女神」でもボッティチェリの、
「ラ・プリマヴェーラ(春)」
とはまったくちがう。

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