写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

梨の受粉作業と花の匂い・・・?

2018年04月12日 | 自然の営み
知り合いの農家では、梨の受粉作業に追われていた。


今年は暑い日が続き例年より早く開花が進み、慌てているとの事。
ミツバチなどの昆虫による受粉はあまり進まないので、人手で行うしかないと言う。
ふわふわのボンボンで花を一つ一つタッチして受粉させている。


梨の花の開花時期が菜の花やレンゲ等と重なり、虫たちはそちらに行って、梨の花にはあまり集まらないと言うのだ。
何故と問うと、梨の花の匂いが良くなく、虫たちがあまり寄って来ないと言う。
見回すと満開にも係わらず、確かに虫の数が少ないように思われた。
鼻を近づけて匂いを嗅ぐと、強くはないが良い匂いとは言い難い何とも言えない匂いがした。
真っ白な花が咲き乱れている様は、春を感じさせる風景であるが、思いもしない話だった。


わざわざ一枝折って持たしてくれた。
真っ白で清楚な姿が奇麗。
持ち帰り花瓶に入れ、台所に置いた。


暫くして、部屋の中の空気に違和感を覚えた。
微かではあるが、不快感を覚える。
直ぐに梨の花が原因と解り、花瓶を屋外に出した。
虫たちが寄って来ないと、農家の方の嘆きが理解できた。

八重桜の下の宴

2018年04月10日 | キャンピングカー仲間と
今日はキャンピングカー仲間の友人御夫妻と花見を楽しんだ。
この時期ソメイヨシノはとっくに葉桜であるが、八重桜は今が満開である。


その八重桜の下で、友人御夫妻が作ってくれた花見弁当を美味しくいただいた。


木漏れ日の下での乾杯は、格別の味わいがあった。


柔らかな春の日差しと美味しい料理が揃えば、箸が進むだけでなく話も弾む!
今日も楽しい一日に感謝。



水田「くろ」の思い出

2018年04月09日 | 自然の営み
トラクターが忙しく動き回って、田植えの準備が始まっている。
そのトラクターの周辺に、カラスが集まっていた。
今日集まっているのはカラスだが、ムクドリや白鷲だったりする。


土の中でのんびりしていた虫が土と一緒に地表に放り出され、びっくりしている虫たちを食べているのだ。
虫たちにすれば堪ったものではないが、鳥たちにすれば労せずして餌にありつける。
鳥たちは中々賢い。

隣の水田でトラクターが作っているのは「くろ」(畔とも言う)である。
張った水が漏れないように、水田の周囲を土で盛り上げて固める。


私の子供時代には幅広の鋤鍬(すきくわ)を使って、手作業で作っていた。
今は写真の様にトラクターで、あっと言う間に出来上がってしまう。


田舎では、この「くろ」で大豆を育てていた。
出来上がった「くろ」に、鍬の柄ので30cm間隔に穴を開け、そこに大豆を3粒ほど入れた。
米だけでなく大豆も一緒に育てていた。
でも、今は「くろ」で大豆を育てている風景をみなくなって久しい!
「くろ」を見ると、そのことを懐かしく思い出す!!


ネコの門番

2018年04月07日 | 動物・植物
散歩道の途中に野良猫が10数匹たむろしている所が有る。
野良猫ではあるが、毎日餌を持参して面倒見ている奇特な人がいる。
給餌皿を持参し、ネコの体調や好みに合わせて餌の種類を個別に変えている。
病気になると動物病院にも連れて行って、治療を施す。
野良猫と言っても飼い猫とほとんど変わらない。
その為、この猫たちは、気ままな生活を送っている。
その内の一匹が、家庭菜園入り口の垣根の上で佇んでいた。


太い竹で入り口を塞いで、部外者が入れないようにしているが、まるで門番の様に見張っている。

運転免許・高齢者講習

2018年04月05日 | イベント
70歳を超えて運転免許を更新する時に、必ず受けなければならない高齢者講習会に行ってきた。
最初に講師から、今後も安全に運転を続けるための注意点について、面白おかしく説明を受けた。
今回はないが、75歳以上になると受ける認知症チェックの話は参考になった。
4種4枚(合計:16種)の絵を見せられて、3~4分全く関係ない話を聞かされた後、絵の内容を思い出し記述するテストがある。
正常な人でも半分以下しか思い出さないそうですが、ヒントが出されるので認知症でなければ大丈夫との事。
ヒントなんか出して認知症のテストにならないのではと質問すると、ヒントで思い出すことが重要で、認知症だと思い出すことが出来ないそうです。
この話は、記憶力の衰えている私の不安を和らげてくれた。


今回は視力測定が二つと教習所内の運転実習を行った。
まず最初の視野測定では左右とも97度、両目視野角度は194度あり、一切問題なし。
年齢別の平均視野角度の標準だと、なんと20代の評価になる。


次の夜間視力測定は測定計を覗く事から始まった。
覗くと中は凄く明るなっており、暫くその状態を続けた後、いきなり真っ暗になる。
そして、薄明るい視力の指標が見えるようになるまでの時間を測定する検査だった。
トンネルに入っていきなり暗くなったり、逆にトンネルから出て急に明るくなった時の視力の回復力が試される。
幸いにも私は9秒と短く、やはり20代と評価された。
動体視力は同年代よりは優れているが、30~59歳の平均値だった。


普通車のセダンに乗ることが無くなって久しく、心配していた運転実習も難なく終わり一安心。
後は警察署に出向き、高齢者講習修了証明書を提出すれば、即日新しい運転免許証が交付される。
これで慢心することなく、安全運転を心がけたいと思っています。








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四季の風景写真