仙台からの帰り道、一昨日P泊した「道の駅・よつくら港」で面白い物を見た。
色どり鮮やかな手書きの絵が、夜空に浮かび上がった大きなテントが気になった。
覗くと大勢の人が作業をしていて、見て行くようにと歓迎された。
そこは異次元の世界だった!
十人ほどの大人が熱心に作っていたのは「ねぶた」だった。
ねぶたは青森の物と思っていたが、ここはよつくら港である。
製作途中のねぶたは見る機会めったに無い!
組み上げた枠組みに、上向いて和紙を張り付ける作業は観るからに辛そうだ!!
青森のねぶたと比較すると大きさは1/3ほどと言われたが、目の前で見ると結構大きい!
この後色彩を施して仕上げ、この台車に乗せるそうだ。
台車の下はこの様になっている。
ねぶたの中は複雑な木組みと沢山の電球が取り付けられている。
その他にこの様な作品も!
これは下絵のようだ?
運営費用は住民一軒当たり200円の寄付で行っており、企業からの協賛金は貰っていないと言う。
その為、作っている人達は皆ボランティアだそうです。
昼間は働いているので毎夜2~3時間活動し、約2ヵ月かけて作っていると言う。
完成させて台車に乗せ、7月27日の夜に街中を2時間ほど練り歩くそうだ。
翌朝のテント全景である。
ねぶた工房と書かれた横にねぶた製作中の張り紙が有った。
ねぶた専用のテントのようだ。
傍の施設の柱の両側には、子供たちが作ったと思われる小さなタイルがびっしりと張り付けられていた。
コンクリート製の滑り台の両脇にも手作りタイルが張り付けられていた。
この道の駅が完成した時に作られた様だった。
手作り感いっぱいの「道の駅・よつくら港」は面白かった。
一般道を走ると色々な出会いがあり楽しい。
良い見学ができましたね。
私も機会があったら見たいです。
小規模だからでしょうが、よくボランティアだけでやれますね。
町や村の祭りは日当出さないと担い手が集まらなくて存続が危ういという事例が多いのに、ここは新たに祭りが興されているようでいい話ですね。
コロナ問題で5年振りのねぶた作りと言っていました。
今回たまたま作っている時期と時間帯に遭遇しました。
運が良かったですね!!
皆さんボランティアで頑張っている姿を見て頭が下がりました。
青森ではプロのねぶた師が居て1年がかりで作る事を考えたら、幾ら規模が小さくても素人集団が2ヶ月で作り上げるのにはビックリです。
地域の絆を高める役割も果たしていると感じました。