今朝の酸ヶ湯温泉駐車場の気温はマイナス0.8℃で、落ち葉には霜がびっしりと降りていた。
寒さを厭わず早朝から八甲田山系の大岳を目指して登る人達がいる。
次に行きたいと思っている八幡平の紅葉は遅れているとの情報で、それまでの過ごし方に悩んでいた。
そこで私達も登れるところまで行ってみようかとなった。
しかし、山で食べる弁当が無い。
急遽パックご飯を電子レンジで温め、大きなお握りを2個作った。
平日なので登山客は少ないが、それでも駐車場は満杯になった。
そんな事から出発は10時頃になった。
最初は優しかった登山道も次第に険しくなってくる。
そして泥濘を踏みしめながら登るところもある。
突然立ち枯れた白骨輪が広がる不思議な光景が現れた。
道標が行程の半分を過ぎたことを示していた。
妻の足の運びを見ていると疲れている事が分かった。
その先に広がるこの岩場を横切り登るのは無理と判断。
ここでお昼を摂る事にした。
出発前に作った大きなお握りを取り出した。
中には梅干しとゴボウとおかかの佃煮が入っていて、美味しかった。
自然の中で食べると素朴なお握りが最高のご馳走になる。
この場所からは遠くに岩木山が見える。
紅葉はこの通りで進んでいない。
しばらく景色を楽しみ、十分休んでから下山開始。
駐車場に無事帰着。
そして靴の汚れなどを洗い場で落とすなど後始末をして、塒に向けて移動を開始。
途中で温泉に入り食事をするなど、今日の一日が終わった。