今日は奈良のおばあちゃん家へ。
12時ちょっと前に着くと、おじいちゃんはNHKの全国戦没者追悼式を観ていた。
12時の時報と共に手を合わせ、1分間黙祷を捧げていた。
60年前の今日、23歳だったうちのおじいちゃんはビルマにいたと言う。
1941年12月8日の前から船に乗り、戦争をずっと体験したと。
戦時中に腰に受けた傷が、今もまだ痛み、最近は外出もままならない。
何を思いながら、黙祷していたのだろう。。。
昼食後、お墓参り。
14歳で亡くなった従兄弟の、である。
小さい頃、従兄弟の家に行くと、5つ年上のその従兄弟はよく遊んでくれた。
その従兄弟が、私が小学校2年生の冬、喘息の発作で亡くなった。
初めて身近な人が亡くなった。
ついこの間まで動いていた人の耳に綿がつめられ、瞼を閉じ、
動かないその姿に小学生なりにショックを受けたことを憶えている。
お葬式に中学校のクラスの人たちが来ていて、泣いていた。
今、生きていれば32歳かな?
優しいお兄ちゃんだったから、きっといろいろ相談に乗ってくれていたかも。