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高炉でメタネーションなり~

2023-04-19 07:10:29 | ガスタービン
試験高炉の排出ガスから1日あたり24トンのCO2を再利用し、1時間に500Nm3の合成メタンを
製造するメタネーション装置を建設するでつ。

納入は2024年を予定しており、本メタネーション装置は、現時点で世界最大級の製造能力が想定されている。
メタネーションとは、二酸化炭素と水素を触媒で反応させることで、燃料である合成メタンを製造する
カーボンリサイクル技術のこと。




合成メタンは、事業所で排出されるCO2から製造し天然ガスの代替燃料として所内で使用することや、
都市ガス導管への注入により、他の事業所や一般家庭で使用することが可能。

既存の都市ガスインフラを活用できることから、メタネーションはカーボンニュートラル実現に向けた
キーテクノロジーのひとつとして期待されているでつ。
鉄鋼業では、製造過程で日本の産業部門全体の40%のCO2を排出することが課題。

製鉄所では、石炭を使って鉄鉱石を還元・溶解し、鋼のもととなる銑鉄をつくる高炉プロセスの排出ガスから
CO2を回収し、メタネーション反応を活用して水素と反応させて製造したメタンを還元材として使用する
カーボンリサイクル高炉などの開発により製鉄プロセスからのCO2排出を50%以上削減する技術の実証を進めているでつ。

触媒の高度化、反応器の大型化、反応熱の有効利用プロセス改善などを中心にさらなる開発を推進し、
2024年度予定の本メタネーション装置の納入につなげるでつ。

また将来に向けさらなる大型化に取り組み、数千~数万Nm3/hの合成能力を持つメタネーション装置を、
2030年までに国内外にて商用化する予定。

いろんな業界でメタネーション技術の開発が進んでいるでつ。
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