大学に変なアジサイが咲いています。っちゅうか,この時期に咲いているということ自体がへんなんですがね。なんだか「萼片になろっかなー,でも,葉っぱ?・・・ん~でも,もうちょっと茎伸ばしてみよっかな?やっぱ。やめ。」とか言う感じで花序を作るとこんな感じになるんじゃないでしょうか(^^;)???2階の植物の形態形成の遺伝子の研究室に持ち込みたい気分満載ですが,持ち込んだところでどうなるもんでもありません。むしろ,標本にしておく方がよいのでしょうが,アジサイの標本は・・・根性が・・・いるからなぁ(おぃ)。どちらかと言えば,園芸の品種改良とかやっている会社に持ち込むのが正解かも。やらないけどな。(でも,それで新品種が出来たら,私の名前を付けてもらったりも出来るかも(笑)。)
っと,名前で思い出した。奄美大島で発見された植物の新種に「ワダツミノキ」と言う和名がつけられた,と言うニュースが最近発表されて,2chでも「痛いニュース」扱いになっているのを見て大笑いしました。以前から,採集者と同定者のあいだで学名&和名に関する攻防があったのを見ていたもので・・・。採集者は「学名のamamianus(「奄美の」の意)は譲るから,和名のワダツミノキはかんべんしてくれ」と言っていて,でも同定した人は「アマミクサミズキ」にしたかったらしい。(わたしもその方がいいと思うわw。)結局,採集者が粘り勝ちしたということなんでしょう。巷では「命名者が元ちとせのファンだから」こういう名前になった,と言うふうに思われているけど,実は結構奥が深い人なので,発見された瞬間から絶滅危惧種であるこの植物への話題性とか注目度を考慮しての命名かもしれない・・・。とか勘ぐってはみるがやっぱり単なるファンかもしれない(笑)。(あと,新聞とかには奄美大島以外でも生育してあるかのように書いてあるが,実際は奄美大島にしか生えてないようです。Amami-oshima endemic って書いてあるもんな。(←今やっと届いていた学会誌をよんだらしい。)にしても,相変わらず記載文はラテン語なんだなぁ(^^;)。)