下の写真と同じ日に。
もう夏も終わりですねぇ。ここのところ久しぶりに吐きそうになるほど根詰めて仕事してみました。ストレスで眠いのに4時半とかに目が覚めるし……。それも今日一段落して,ホッとしたのも束の間,なんだか他の人以上に仕事している気が……。
下の写真と同じ日に。
もう夏も終わりですねぇ。ここのところ久しぶりに吐きそうになるほど根詰めて仕事してみました。ストレスで眠いのに4時半とかに目が覚めるし……。それも今日一段落して,ホッとしたのも束の間,なんだか他の人以上に仕事している気が……。
オオスズメバチのいた木のそばにヒグラシがいた。しかし,このヒグラシ,なにかに寄生されている。このときはカビかダニかと思っていたけど,調べてみたらセミヤドリガというガの幼虫らしい。寄生性のガなんて初めて知った。セミの体液を吸って大きくなって,蛹になる直前に離れて繭を作るらしい。でも,セミを殺してしまうことはないとのこと。セミが羽化して死ぬまでの短い間によくもまぁうまいこと寄生できるものかとおどろいてしまう。
8月上旬,仕事の関係で行ってきた琵琶湖の畔で見かけた光景です。えさ場には写っているカナブン,チャイロスズメバチの他にもシロテンハナムグリ,サトマダラヒカゲ,アシナガヤセバエなど,たくさんのお客さんが来ていました。そこにやってきたのは……
オオスズメバチ。
でかい。カナブンが2cmぐらいだとしても,体長は2倍近くある。チャイロスズメバチもまるでミツバチのように頼りなく見えてしまいます。撮っているこっちもかなりビビリ気味になりますが,相手の関心がこちらにないのは分かっているので,撮影続行。
哀れ,カナブン達は横暴なオオスズメバチに追い払われてしまいました。その時の「オラ,どけや」といった横暴な態度はまさにヤのつく方々の様。それでも諦めきれないのか,カナブン達はお尻を向けたままフリーズ。オオスズメバチのお食事が終わるまでひたすら順番待ちです。
オオスズメバチ>>(越えられない壁)>>カナブン=シロテンハナムグリ>チャイロスズメバチ>>サトマダラヒカゲってかんじでした。
ところで,このチャイロスズメバチというスズメバチ,初めて見たのですが,面白い生態をしているようです。女王が他のスズメバチの巣の女王を殺して乗っ取るそうです。すげー。で,最初は乗っ取った先の働きバチが子育てしてくれるそうなのですが,フェロモンとかでよそ者との区別はつけていないのでしょうか。ちゃんとそのあたりの進化もしているのでしょうが。こういうのを「社会寄生」というそうです。
出張先で撮れた数少ない虫写真。虫の数が少ないわけでなく,取る時間が少なかった。仕事だからしょうがない。エビイロカメムシの幼虫とおもわれる。ススキによくつくらしい。幼虫はわらじの裏のような面白い形をしているけど,成虫は何のおもしろみもないこんな感じ。
カメムシはときどき違う齢のものが一ヶ所にいることがあるのはなぜだろうと思う。