日大豊山水泳部 活動日誌

インターハイでの総合優勝を目指して、日々練習に励んでいます。

教員の”負担”軽減?

2024-06-14 09:29:16 | トピックス
部活動改革でよく聞く言葉です。
部活動や大会が教員の"負担”なので、軽減したいということです。
なぜそのような言葉が出てくるのか想像してみたのですが、おそらく大会の引率をしている教員に「目標がない」ということが原因であると思われます。
私たちには日本一になるという明確な目標があり、その実現に向けて日々の練習に取り組んで大会に出場しています。
朝練習や日々の地道な活動は当然きついですが、それを”負担”に感じるということはありません。
現在日大豊山水泳部で活動しているスタッフは私の教え子たちですが、みんな率先して取り組んでおり、”負担”だとは感じていないと思います。
私立と違って公立の先生方は定期的に異動もあるでしょうから、一つの学校に対して時間をかけて取り組むということもできないことでしょう。
まして専門的でない部活動の顧問を任命されれば、目標を持ちようがなく、やる気など出ないはずです。
そうなるといくら生徒が頑張っているといっても、部活動は教員にとって”負担”としか感じられないことは理解できます。
そもそも教員採用試験がペーパーテストですから、運動や文化的な活動よりも試験勉強を頑張ってきた人の方が合格しやすいはずです。
近年の働き方改革は、部活動を取りやめる一番の理由になっていると思われます。
しかし、たとえ教員が部活動を”負担”であると感じていても、それをあえて言葉にしていることに関して疑問を感じます。
”負担”という言葉から思い浮かぶのは、「負を担う」というマイナスのイメージだからです。
今、部活動を頑張っている生徒が、”負=マイナス”を背負って先生が仕事をしているということを聞いたら、どう思うでしょう。
部活動や大会を”負担”だと感じている先生は気の毒だと思いますが、そう思われている生徒も気の毒です。
もっと前向きに、教員の業務改善とか、部活動の新たな取り組みなどにしたらいかがでしょうか。

朝練習後、竹村特製の「魂の塩むすび」。筋肉でむすびます。熱いです(炊き立てご飯が)。





竹村知洋






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