日常のQSOをほぼ和文モールスでやっているとQSO中にアルファベットを極力打たないようになりませんか??
ご存知の通り、和文モールスに欧文符号を混ぜる時は前後をカッコで括るという決まりになっていますね。実際にQSOしていますとこのカッコ符号を打つのが面倒になったりする場合が多くあります。前後で符号も異なりますし、何だか流れている会話(QSO)が停滞するような気がするわけです。
そこで和文局の多くはリグやアンテナの紹介等でもアルファベットを混ぜない打ち方をする方が多いですね・・例えば、インバーテッド・ブイをinverted VとかIVと打つ方はいなくて皆さん「逆ブイ」と打ちますしdipole やDPは「ダイポール」、VDP等も「バンザイ型」等と打っています。リグも「ヤエス」とか「アイコム」なんて打っていますね・・
そしてQ符号もあまり使わないのではないでしょうか。せいぜいQSB位でQTHやQRA、QSP等も使わない方が多いようです。日本語モールスですので無理して略符号を使わなくても事足りるという事なのでしょうね。
そういえば、現在は良く解りませんが70年代や80年代のSSBやFMモードの世界では何故かQ符号の最後の一文字はインチキ・フォネティックスを皆使っていました。「当局のQTヘンリーは~」「チョッとQSベーカーがあります」「はい、これでQRアンクルです」等と普通に使っていましたね。そして極めつけは「これで当局、QRトンカチになりまぁ~す」でした。
まあ、是非はともかく皆が日常的に使っていた記憶があります。今、トンカチなんて言ったらドン引きされるのかな?(笑)