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今どき、珍しい「無線趣味」
たのしいぞーー

バグキーの低速化加工

2013年03月16日 19時30分00秒 | 今どき無線

以前より、色々なOMのサイトで低速域を拡大するためのTipsとして板バネの穴あけ加工が紹介されているのは知っていましたが、一体あの場所にどうやって穴を空けるのか??・・専用工具が無ければ無理ではないかと思っていました。

先週の日曜日に7メガで久しぶりに横浜のWYUさんとQSOした際にヒントを頂きました。WYUさんに呼ばれたときは縦振りだと思っていたのですが、何とバイブロ穴あき仕様との事で自分が持っているバイブロとは全く符号の速度が違います。それまでは色々と錘を自作したり、代用品を使ったりしていましたが、どうしても慣性が大きくなってしまい符号が安定しませんでした。バグはこういうモノと割り切るのも良いのですが・・・WYUさんの実際の符号を聴いて決心しましたhi  しかし失敗すれば大切なバグキーを壊すことにもなりますので勇気が要りましたね(笑)

工具は自宅にあったリューター??・・で良いのかな・・これにホームセンターで打っているダイヤモンド粒子が付いているビットを組み合わせます。彫金やガラス細工に使うヤツですね。

板バネも固いので、結構大変ですが綺麗な円形の穴が開きました。さて、効果の程ですが・・標準の錘を2つ付けた状態と標準仕様の錘1個程度の差があります。つまり一番遅い状態では縦振りでユックリ打っている位の速度になります。勿論、錘を移動させれば相当な高速域までカバー出来ますので日常の使用領域を十分にカバーしています。

何よりも錘2個の状態の跳ね返りも無くなり、非常に良い状態となりました。早速、試し打ちをしたところ青梅のWDNさんにお声掛け頂いたので、レポートを頂いたりしました。今までは早すぎる短点と長点のバランスが悪く、更に跳ね返りも有るために縦振りを使う方が疲労感が少ないという皮肉な状況でしたが、脱出出来そうな気がしますhi  ありがとうございました。