風に吹かれてburabura日記

今日も、いつもの暮らしの出来ることに
感謝です。

介護のうた・別れのうた

2014年12月07日 | 日記

朝日歌壇には介護のうた・別れのうたもあります。

いくつか選んでみました。


「あとで言う」の後がないのよあなたには 告知せぬまま日は飛んで行く

あなたより私の方が強いから これでよかった私が遺(のこ)って

死ぬのなら酒を止めねばよかったと 誰にも言わずに酒を飲む通夜

寝たきりで逝った祖母へと呼びかける 遠い未来の散歩の約束

車椅子乗らずに父は押し歩く 九十九年頑固一徹


明るい歌で締めましょう。

ラーメンを鍋で作って鍋で食う 私しばらく恋はしません

う~ん、笑っちゃいかんけど、分かるなぁ…。


昨夜はきれいなお月さまでした。(12月6日)

 


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3 コメント

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五七五 七七の調べ (Unknown)
2014-12-10 14:00:15
三十一文字の中に気持ちを入れて、どの句も上手くよんでいますねぇ。
胸が熱くなります。

98歳で逝った祖母を思い出し、
「車椅子~頑固一徹」の句は、85歳で今、独り暮らしをしている実家の父とかぶりました。
父は手帳に「できるだけ自立」と書いています。
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Unknown (ラベンダー)
2014-12-10 14:03:37
すみません
上のコメント、名前 抜けました
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わかれの歌。 (buraburabushi)
2014-12-11 05:10:22
父上の「できるだけ自立」、
私もそう、、ありたいと思います。

私の思う最期です。
「あの人最近みないねぇ そんな別れに出来たらいいね」
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