さんくす図書館から、予約した新刊の連絡がありました。
「シネマの極道 映画プロデューサー一代」です。 (日下部 五朗 新潮社 1,300円)
1970年代、東映やくざ映画で活躍したプロデューサー・日下部 五朗さんの人生です。
緋牡丹博徒シリーズで藤 純子を看板女優にし、下火になると実録路線「仁義なき戦い」を作ります。
実録ものがダメになると「極道の妻たち」シリーズと、常にヒット作を世に送りだします。
「楢山節考」ではカンヌ映画祭で最高の賞・パルムドール賞を受賞します。
この人の人生がそのまま、激動の東映映画史になります。
映画はつい、監督と俳優さんにライトが当たりますが、もっとプロデューサーは評価されていいと思います。
あの頃の東映は、元気でしたね。
梅田東映のオールナイトで「健さん、たたっ斬れ~」なんてかけ声と、みんなで拍手しながら観たもんです。
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