今年の映画始めは、追悼・高倉健 映画祭「昭和残侠伝 唐獅子牡丹」です。(ブルク7)
梅田東映のオールナイト三本立てを観たのは、私がまだ二十代でした。
あの頃、お客さんは一杯呑んだ酒臭いオッサンばっかりでした。
今、そのオッサンに、私がなってます。
改めて観ると、迫力いっぱいの大画面に、背なで~泣いてる~唐獅子~牡丹が流れ、
「男にさせて下さい」「ご一緒させていだたきます」
ラストは池部良さんと殴り込みです。
「終」のエンドマークに、拍手が起こりました。
一緒に観ている、観客の気持ちがひとつになりました。
あかん、ポロポロ泣いてしもた。
高倉健さん、ありがとう。
酒臭い おっさん!!
その年齢に なって 解る こと~!!
体験の 大切さ 何となく うれしく~!!
任侠ものはちょっと苦手ですが、「冬の華」の男心と寡黙さには熱くなりました。
先日、主人が連日「君よ憤怒の河を渉れ」「八甲田山」などを録画していました。
夫婦でおまんじゅう食べながら、じっくり観ます。
(主人は甘党なので
その歳になって分かることって、ありますよね。
今年もよろしくお願いします。
シャガールを飾ったり、アラミスのオーデコロンで短刀を手入れしたり、
チャイコフスキーの「五番」を使ったり…。
トーストにジャムをたっぷりのせて食べるシーンもいいですね。