風に吹かれてburabura日記

今日も、いつもの暮らしの出来ることに
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追悼本「高倉健1956-2014」

2015年07月22日 | 日記

2月に発売された、高倉健さんの追悼本「高倉健1956-2014」です。

親しかった人たちが、高倉健さんとの思い出を語ります。(文芸春秋 1,300円)


国谷裕子「NHKクローズアップ現代」キャスター

高倉さんが一人でタクシーに乗って現れた光景は今でも鮮明に覚えている。

タクシーを降りると直立不動の体勢から深々と頭を下げ「高倉健です」と丁寧に挨拶された。

大スターのあまりの腰の低さに、番組スタッフは圧倒された。


…それでも黙っていると話を続け始めた 答え しばらく黙りそしてまた語る。

テレビの収録で沈黙の時間はキャスターとしてとても怖い

間が空くということは上手くいっていないこと

なんとか埋めなくてはという強迫観念がある

だからこの17秒という長い沈黙は、私にとって初めての経験だった「2001年5月17日放送」


「国谷様くれぐれもご自愛くださり、悔いない仕事をお続け下さい」

高倉さんからいただた最後の手紙は、こう締めくくられていた。

亡くなられた今、「悔いない仕事」という言葉が深く胸に響く。

  写真は資料


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2 コメント

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Unknown (プラムスメ)
2015-07-22 16:37:38
最近 BS放送で 高倉健さんの追悼映画を再放してましたね。
 時間があえば見るようにしてましたが、
先日 友人が「ほたる」の DVDを貸してくれました。
 2度目にみた「ほたる」は さらに健さん・田中裕子さんの 素朴で地味な夫婦像に、共感をおぼえました。
知覧食堂の奈良岡さん・・・
 心に染み入る場面が沢山ありました。
やはり 一度知覧にいくべきだと、おもってしまいました。
 いつも お礼のお手紙等 差し出される心持は 健さんだから すごいのでしょうか?
 見習いたいものです。
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プラムスメ様。 (buraburabushi)
2015-07-22 17:16:16
知覧食堂の奈良岡朋子さん、良かったですね。
あの人の朗読、生の舞台を聴きたいと思ってます。

知覧は行くことをお勧めします。
特攻に行った人たちの遺書を読みましたが、ボロボロ泣いてしまいました。
特に今の時代、みなさん知覧に行くと何か感じるものがあると思います。
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