三谷幸喜さんの監督5作目となる、映画「ステキな金縛り」を見ました。
監督第1-2作「ラジオの時間」「みんなのいえ」は笑いも自然で、いい作品と思いますが、
その後の「THE有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」は、まったくノレませんでした。
改めて、DVDで見たいとも思いません。
そして今回の「ステキな金縛り」ですが、法廷もので、笑いとオシャレな雰囲気と、ちょっぴりじーんとさせる
映画を、と言う三谷幸喜さんの狙いはよく解ります。
映画、テレビドラマで主役を張れる人をこれでもかと使い、笑いと伏線のあるエピソード
を積み重ねますが、上映時間142分は長すぎます。
もっと本筋に絞り込んで、120分までで収めるべきでしょう。
深津絵里さんのコメディエンヌとしての才能と、阿部寛さんのまったく無意味なタップに星☆☆ふたつです。
下の写真、陰陽師(市村正親さん)は法廷で何してるんでしょう? 気になる人は映画館へ行ってみましょう。
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