毎年誕生日月に、あんがいおまる一座から芝居の招待状が送られてきます。
今年は「情の涙花香 なさけのなみだばなか 落語「たちきり」より」です。(石炭倉庫)
メッセージも添えられて、芝居好きの私には嬉しい贈りものです。
船場のわがままな若旦那がミナミの芸者・小糸に一目惚れ、
困った番頭は若旦那に説教しますが‥。
昔の花街では芸者の花代を数えるのに、線香台に線香を立てて時間をはかってたそうです。
芸者商売仏のごとく
花や線香 で日を送る
落語の「たちきり」から。
それほど広くない舞台ですが、照明や音響も効果的で、
最後のオチも効いて、楽しい舞台でした。
写真は資料から。
泣ける落語の3つのうちの一つですか?。
落語を聞いて泣けました。
これは「たち切れ線香」です。
芝居はナレーションをつけて分かりやすくして、ラストも泣けるほどではありません。
芝居は芝居で良かったです。