風に吹かれてburabura日記

今日も、いつもの暮らしの出来ることに
感謝です。

「セーラー服の歌人 鳥居」岩岡千景

2016年03月31日 | 日記

予約していた新刊が入りました。

「セーラー服の歌人 鳥居 拾った新聞で字を覚えたホームレス少女の物語」です。(KADOKAWA 1,300円)

幼い頃、目の前で見た母の自殺、

その後、預けられた養護施設での虐待、若くしてホームレス生活。

義務教育もろくに受けられず、拾った新聞などで文字を覚え、歌を詠むことを知ります。


標準語強いられるとき転校は 味方のいない街へ行くこと

理由なく殴られている理由なく トイレの床は硬く冷たい

屋根があるトイレに行ける寝ることが できる私が生きている施設(いえ)


これからも生きる予定のある人が 三か月後の定期券買う

みずいろの色鉛筆で〇つける 「今日も生きた」を確かめるため

目をふせて空へのびゆくキリンの子 月の光はかあさんの色

 写真は資料から。