今年の映画始めは、追悼・高倉健 映画祭「昭和残侠伝 唐獅子牡丹」です。(ブルク7)
梅田東映のオールナイト三本立てを観たのは、私がまだ二十代でした。
あの頃、お客さんは一杯呑んだ酒臭いオッサンばっかりでした。
今、そのオッサンに、私がなってます。
改めて観ると、迫力いっぱいの大画面に、背なで~泣いてる~唐獅子~牡丹が流れ、
「男にさせて下さい」「ご一緒させていだたきます」
ラストは池部良さんと殴り込みです。
「終」のエンドマークに、拍手が起こりました。
一緒に観ている、観客の気持ちがひとつになりました。
あかん、ポロポロ泣いてしもた。
高倉健さん、ありがとう。