風に吹かれてburabura日記

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木津川計さんの講演会、「木津川塾」。

2014年12月08日 | 日記

木津川計さんの講演会、「木津川塾」を聴きました。(西山田公民館 12月7日)

今年で20周年になると言う、人気企画です。

木津川計さんの舞台は、ひとり語り「無法松の一生」や「王将」を拝見したことがあります。


今回は長谷川伸の名作「瞼の母」や、水上勉の「五番町夕霧楼」「越前竹人形」から、

男と女の純愛、献身を解説します。

それは作者自身の幼くして母と別れた不幸な体験が、作品に投影されていると言います。

そう言えば「五番町夕霧楼」の遊女・夕子と若い僧侶との純愛は、

九才の時、お寺に奉公に出された水上勉自身の姿と重なります。


お話も上手くて、あっという間に時間が過ぎました。

寒い中、聴きに行ったかいがありました。

おかげさまで、温かい気持ちになって帰りました。

木津川計先生、いつまでもお元気で、来年も楽しみにしております。