放送大学の単位認定試験が終わりました。
私の先輩は、毎回4~5科目受講してますが、私はひとつ受けるのがやっとです。
先輩、アンタはえらい!
今回は文学コースの「世界の名作を読む」を選択してます。
ドストエフスキー「罪と罰」、フローベール「ボヴァリー夫人」など十五作品が教材です。
たとえば、「ボヴァリー夫人」の過去の試験問題をみると、
「ヒロインの生き方とボヴァリズムについて述べよ」とか、
「男女の愛はどのように描かれているか」とあります。
述べよ、と言われてもねぇ…。
作品を選択して、制限時間50分、800字以内 原稿用紙二枚にまとめるのは、ちょっと大変です。
写真は資料
試験の結果はともかく、これを機会に世界の名作を勉強できたのは、嬉しいことでした。
満たされない欲求不満から、酒びたり、買い物依存、不倫に走るヒロインの人生は、
150年たった現代でも、まったく変わらないものがあります。
作者フローベールの鋭い洞察力でしょう。
高校で「ボヴァリー夫人」を習った時、納得しなかった胸のつかえも取れました。
認定試験の結果は一ヶ月先、二月末発表です。
放送大学の入る大阪教育大学(寺田町)から、あべのハルカスが真近くに見えます。
そろそろ暗くなってきました。