これも昨年、見逃した映画です。
やっとスクリーンで観ることができました。
近頃少なくなった本格時代劇「蠢動-しゅんどう-」です。 (塚口サンサン劇場)
東大阪の会社社長が、私財を投げ売って作った自主製作映画です。
自分で脚本を書き、監督・編集もしてます。
久しぶりにきちんとした時代劇のセリフまわし、所作を見せてくれます。
ラストの雪の中を走る、斬るの立ち回りは、迫力とリアリティがあります。
殺陣は、黒澤 明監督の映画で殺陣師を務めた、久世 浩さんです。
和太鼓を使った音楽も効果的です。
演奏:倭太鼓飛龍
「今は「切腹」や「上意討ち」のような映画が無い、だったら自分で作るしかない」
個人の少ない予算でよくここまで作りましたね、その心意気に星☆☆☆みっつです。
(脚本・監督・編集 三上 康雄 平 幹二郎さんの息子 平 岳大さん、若林 豪さん 102分)
写真は資料