風に吹かれてburabura日記

今日も、いつもの暮らしの出来ることに
感謝です。

「ランドセル俳人の五七五」

2013年07月05日 | 日記

小学生の感性に驚く同時に、悲しみを誘います。

「ランドセル俳人の五七五」です。(ブックマン社 小林 凛 1,260円)

944グラムの未熟児で生まれ、入学と同時にいじめを受け、母は不登校の道を選択します。

祖母と公園を歩きながら、いつしか俳句を詠みます。

 

いじめられ 行きたし行けぬ 春の雨

いじめ受け 春も暮れゆく 涙かな

仲直り 桜吹雪の 奇跡かな  (いじめっ子のひとりがあやまってきた)

紅葉で 神が染めたる 大地かな (101歳の日野原先生がほめてくれた)

生まれしを 幸かと聞かれ 春の宵

 

この句は、胸にしみました。

凛くんはこの春六年生になり、9ヶ月ぶりに登校した。