「100年ぶりに海を渡った龍、世界初公開!」、
「最大最高の在外秘宝コレクション、一挙公開!」と、派手な文句の展示会です。
「ボストン美術館・日本美術の至宝」です。(4/2~6/16日 大阪市立美術館 1,500円)
アメリカ・ボストン美術館のフェノロサ、岡倉 天心にはじまる日本美術の収集は、
100年以上にわたり、その規模と質の高さは世界一と言われてます。
二大絵巻、どちらもすべて見せます!と言う
「吉備大臣入唐絵巻」は、物語の面白さに感嘆し、
「平治物語絵巻」は、合戦絵巻の最高傑作と言われてます。
長谷川 等伯、伊藤 若冲の作品も並びます。
若冲「鸚鵡図」 なんで立体的に見えるんやろ、と近ずいて見たら…そういうことでしたか。
等伯と若冲は、日本でも人気が出てNHKで特集してますが、
100年以上も前に、海の向こうで評価されてたのですね。
等伯と若冲…、二人の作品を、私も勉強したくなりました。
これらの至宝が海外に流出したのは、流出せざるをえなくなったのは、何故でしょうね。