風に吹かれてburabura日記

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「建築探訪・旧甲子園ホテル」です。

2012年11月21日 | 日記

現在は、武庫川女子学園 甲子園会館と呼ばれる、旧甲子園ホテルを見学しました。

昭和初期、東の帝国ホテルと並んで関西の社交場として賑わったそうです。

フランク・ロイド・ライトの直弟子、遠藤 新(あらた)設計のリゾートホテルを楽しみましょう。

 

左右対称、直線を生かしたライトさんの影響を受けた外観です。

  

流れるようなリズム、洋風の建物に日本庭園がうまく溶け込んでます。

 

メインダイニングの灯りは、日本の行燈をイメージしてます。

「和」のテイストを感じます。

これだけ大きな採光、ガラス窓は、昭和の始め、珍しかったでしょう。

ライトさんの設計した、東京・自由学園の体育館を思い出します。

 

四隅には、水玉をモチーフにした飾りです。

バーの床に「1930」(昭和5年)の数字が、タイル職人さんの遊びでしょうか。

(ちなみに、東京・日比谷の交差点に、国内初の交通信号が出来たのが、昭和5年の事です)

 

現在は建築学科の学生さんが、ひとり一台のパソコンと広い設計台を持って、教室として使われてます。

今の学生さんがうらやましいですね。