風に吹かれてburabura日記

今日も、いつもの暮らしの出来ることに
感謝です。

「女優・吉永 小百合さん」です。

2012年11月06日 | 日記

今、ちょっとした吉永 小百合さんブームだそうです。

最新作「北のカナリア」が公開され、DVDのついた「吉永 小百合ブック」も発売です。

確かに映画を拠点に、これだけお客さまを呼べる女優は、少なくなりました。

いつまでも衰えない若々しい雰囲気、清潔感も人気のようです。

  

私は残念なことに「吉永小百合さんは代表作の無い女優さん」と思います。

サユリストから「キューポラのある町」「夢千代日記」があるじゃないか、とお叱りを受けそうです。

 でも、「キューポラのある町」は17歳のデビュー作です。

それから五十年、百本を数える映画を撮っているのに、「キューポラ」を越える作品はありませんか。

「夢千代日記」が良かったのはNHKのテレビ版です。

テレビの人気にあやかり、映画化された「夢千代日記」は凡作でした。

大事なのは、映画女優としての代表作です。

 NHKテレビ「夢千代日記」

中期には、男はつらいよ「寅次郎恋やつれ」の歌子さん、東映で撮った「動乱」「海峡」があります。

小百合さんも熱演ですが、いわゆるマドンナ役であり、寅さん、高倉 健さんの相手役です。

後期には山田 洋次監督「母べい」「おとうと」があります。

良い作品とは思いますが、小百合さんの代表作とは思えません。

   

 吉永 小百合さんも六十七歳、

誰か映画史に残る小百合さんの代表作を撮ってくれませんか。

 かくれサユリストからのお願いです。