オベロン会ブログ

英米文学の研究会、オベロン会の専用ブログです。

3月のオベロン会報告

2012-04-22 | ねるど

順序が逆になってしまいましたが、3月の例会のご報告です。

3月31日のオベロン会は、台風なみの強風による交通機関の
乱れなどの影響もあって、いつもより少し寂しいものとなってしまいました。

しかしそのような状況の中でも、発表者の大崎崇彦さんは、
ご自身が敬愛してやまないDante Gabriel Rossettiのソネット連作
について大いに熱弁を振るってくださいました。

ご発表は、絵画や既存の翻訳などについても言及しながら立体的に
すすめられましたが、議論の中心はじょじょに、テクストの精読に
絞られてゆき、翻訳ではとうていカバーしきれない、行間の深部へと
入り込んでゆくこととなりました。

ちなみに、今回のご発表で取り上げられたソネットは、

"The Body's Beauty or Lady Lilith"
"The Dark Glass"
"The Love-Letter"
"Without Her"
"The Landmark"

などです。

大崎さん、どうもありがとうございました。


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