オベロン会ブログ

英米文学の研究会、オベロン会の専用ブログです。

2014年11月29日のオベロン会

2014-11-27 | キャリバン

時期が差し迫っている上、これを書いている愚人も

風邪をこじらせていますので、

ゆったりとご挨拶の言葉を

ひねるわけにも参りません。そこで

早速、今回の発表者とその内容をご紹介します。

 

発表者: 杉本裕代さん

タイトル:現代アメリカのSmall House Movement と Walden

内容: 19世紀の古典とされるソローの『ウォールデン』ですが、この作品の現代への影響を考えることで、ソローの世界観を考えてみたい。

1990年代から、アメリカ社会で注目されるようになったSmall House Movement は、その発想の根源に、ソローを挙げている。その実践者たちは、小さい家を建てて住む、というライフスタイルを好むのだが、そこにある『ウォールデン』との発想の共通点と差異を考えてみたい。

 

以上です。

Henry David Thoreau(1817~62)は、二十八歳の時、マサチューセッツ州コンコードにあるウォールデン湖畔の森の中に小屋を建て、そこで二年間生活した。同じくコンコード出身のRalph Waldo Emerson(1803~82)の影響を受けたという。二人は、アメリカン・ルネッサンスの代表格である。

ということで、ためになるお話が聴けることと思います。

皆さん、ぜひおいでください。

 

時間と場所は、いつもの通りです:

時間は、14時からで、

場所は、国際文化会館です。

 
都営大江戸線 麻布十番駅 7番出口より徒歩5分。
東京メトロ南北線 麻布十番駅 4番出口より徒歩8分。