お待たせいたしました!
この一週間は、いろいろありまして、
ついついブログのことを失念しておりました。
お許し下さい。
さて、春も盛りを迎えて、
今回の発表者もそれにふさわしい方をお迎えいたしました。
伊達直之さんです。
タイトルと内容につきましては、いつもの通り、
伊達さんからの文章をそのまま掲載させて戴きます。
タイトル:
「W.B. Yeatsの 'In Memory of Eva Gore-Booth and Con Markiewicz'を読む:
アイルランド自由国におけるアングロ・アイリッシュの現実・歴史・記憶」
内容はタイトルの通り、1927年に書かれ、詩集 "The Winding Stair"(『螺旋
階段』)(1929)に収録された「イヴァ・ゴア=ブースとコン・マーキエウィッツ
の思い出に」を味読しつつ、イェイツの詩に表象されたアングロ・アイリッシュ
の帯びる意味について、アイルランドが独立を果たした1920年代を中心に考察す
る予定です。
当時のアングロ・アイリッシュがマイノリティとして置かれた歴史的な現実に
ついて、アングロ・アイリッシュの詩人イェイツがそれをどのように認識し、ど
のように作品化したのか、そしてその発表がどのような意味を持ち得たのかにつ
いて、考えてみたいと思います。
扱う作品は少し増えるかもしれません。
やっぱり、大いに期待できそうです。興味津々!
とやかく言うのは野暮になりそうですので、とにかく
暑くなりそうな土曜の午後にオベロン会へ向かいましょう。
さらに熱い発表と談論となった後は、いつものように
冷たいビールとか紅茶等を飲みながら、サンドイッチや
ピザをつまんで談笑となります。ご参加のほどを。
時間は、14時から、場所はいつもの次の所です。
国際文化会館
都営大江戸線 麻布十番駅 7番出口より徒歩5分
東京メトロ南北線 麻布十番駅 4番出口より徒歩8分