オベロン会ブログ

英米文学の研究会、オベロン会の専用ブログです。

2月例会のご案内

2009-02-23 | Weblog
少しは寒さも緩んできました。
でも、安心してもいられません。
今年は花粉の季節が早くやってきたようです。
皆様、ご自愛ください。

2月の例会は、28日、2時からです。
発表者は、川井万里子さん。
「シンベリン」についてです。

どうぞ、ふるってご参加ください。

1月例会のご報告

2009-02-01 | Weblog
文学作品に母国語を使うというのは
当たり前のことのようにも思いますが、
イギリスで最初にそれを行ったのが
チョーサーでした。

「英詩の父」と呼ばれるチョーサーですが、
ヨーロッパ文化の伝道者でもありました。
「カンタベリー物語」が「デカメロン」の
影響を受けた作品であることはよく知られて
います。

チョーサーの初期の著作「名声の館」The House of Fameの
場合は、「バラ物語」や「神曲」の影響が色濃いようです。

宮島さんには、「名声の館」を中心に
「神曲」についてもたっぷり語っていただきました。
ありがとうございました。