こんにちは、新緑美しい季節となりました。5月のオベロン会は、大崎崇彦さんのご発表です。
大崎さんの視点で、キーツを論じてくださいます。大崎さんによると、
「プシュケの神殿をつかさどる美の主宰キーツが、古代神格アポロへの頌詠に託して、近世に至る詩聖を称(たた)え寿ぐロマン主義者の熾烈な前衛意識に基づく逆説的なモデルニテ(現代性)」というテーマでお話してくださるそうです。
プシュケ頌“Ode to Psyche”と、ホメロス、ウェルギリウスから始められ、先ず
ミルトンを仰ぎ、続けて、シェイクスピア、スペンサー、タッソーの順に時系列
を錯綜させ乍ら、近世に至る詩聖を称え詠む“Ode to Apollo”を中心に論じてくださる予定です。
大崎さんを水先案内人に、キーツの世界を堪能できそうですね。
みなさまにお目にかかれますことを楽しみにしております。
場所などは、いつもの通りです。会の後は、国際文化会館の美しい庭を楽しみながら、文学談義をいたしましょう。
午後2時半より。(会場費:1000円)
場所は、国際文化会館
都営大江戸線 麻布十番駅 7番出口より徒歩5分。
東京メトロ南北線 麻布十番駅 4番出口より徒歩8分。