5月の例会はイレギュラーな日程だったためか、
出席者の人数的には、ちょっと寂しい例会と
なりました。
しかし、発表はいつも以上の充実した内容で、
聞き逃したみなさん、本当に残念でした。
すでにご案内したとおり、スピーカーは
松本朗さんで、ご発表のタイトルは、
シングル・マザーの物語---Maragaret Drabble, The Millstoneを中心に
でした。
ドラッブルの『碾臼』は、社会派小説でありながら
生活感が乏しいとの批判にさらされることが多かった
ようです。
松本さんは、『碾臼』の先行研究を踏まえたうえで、
「シングルマザーもの」という新しい切り口からの
読み方を示してくれました。
現代イギリス社会におけるシングルマザーのポジションや
それについての言説、「シングルマザーもの」とも呼ぶべき
文学作品の系譜など、いくつかの補助線を引いた上で、
『碾臼』の新しい読み方が紹介されました。
作品の魅力とおもしろさが、30%アップしたよう2時間半でした。
ご欠席のみなさま、本当に残念でした。今回の発表が
文章になる日をどうぞ心待ちにしてください。
(その舞台が、英米文学研究雑誌『オベロン』だったら、
言うことなしですが、どうなりますか…)
松本さん、どうもありがとうございました。
出席者の人数的には、ちょっと寂しい例会と
なりました。
しかし、発表はいつも以上の充実した内容で、
聞き逃したみなさん、本当に残念でした。
すでにご案内したとおり、スピーカーは
松本朗さんで、ご発表のタイトルは、
シングル・マザーの物語---Maragaret Drabble, The Millstoneを中心に
でした。
ドラッブルの『碾臼』は、社会派小説でありながら
生活感が乏しいとの批判にさらされることが多かった
ようです。
松本さんは、『碾臼』の先行研究を踏まえたうえで、
「シングルマザーもの」という新しい切り口からの
読み方を示してくれました。
現代イギリス社会におけるシングルマザーのポジションや
それについての言説、「シングルマザーもの」とも呼ぶべき
文学作品の系譜など、いくつかの補助線を引いた上で、
『碾臼』の新しい読み方が紹介されました。
作品の魅力とおもしろさが、30%アップしたよう2時間半でした。
ご欠席のみなさま、本当に残念でした。今回の発表が
文章になる日をどうぞ心待ちにしてください。
(その舞台が、英米文学研究雑誌『オベロン』だったら、
言うことなしですが、どうなりますか…)
松本さん、どうもありがとうございました。
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