オベロン会ブログ

英米文学の研究会、オベロン会の専用ブログです。

2019年12月21日のオベロン会

2019-12-18 | キャリバン

気がつけば師走!

早いものですね。

少年老い易く学成り難し、と言う

昔からの言葉が我が身を打ちます。

ですが、オベロン会は違います。

みなさん素晴らしいご発表をしてくださいます!

今回は、いつものクリスマス・ディナー・ショウ、

ではなくて、おなじみの千葉康樹さんの登場です。

いつもの刺激的なご発表で、我々の怠惰な精神を

目覚めさせてくださると思います。

千葉さんからの発表要旨を次に掲げます。

 

『リア王』と文学研究 

文学作品として鑑賞・批評・研究の対象となるテクストには、どんな価値が存在するのだろうか。または、文学作品を読むという経験には、それ以外の経験と違うどんな「特異性」が備わっているのだろうか。今回の発表では、シェイクスピアの『リア王』を通じて、そうした問いへの答えを考えてみたい。

 「老齢と家族」という主題をめぐる問題、Fという「和解不能」な2つのテクストをめぐる問題、改作やアダプテーションを含む受容史にまつわる問題――これらの観点を織り込みながら『リア王』を「経験すること」の意味と価値について考察してみたい。


いやー、来ました、来ました。すごいのが出てきそうです。

嬉しくて、ワクワクします。勉強になりそう。

きっと尽きぬ論議は、5時からの軽い食事をとりながらの談笑の場に

引き継がれていくことでしょう。楽しみです。


開始時刻や場所などはいつも通りです。

午後2時半より。(会場費:1000円)

 

場所は、国際文化会館
都営大江戸線 麻布十番駅 7番出口より徒歩5分。
東京メトロ南北線 麻布十番駅 4番出口より徒歩8分。

 


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