オベロン会ブログ

英米文学の研究会、オベロン会の専用ブログです。

2019年1月の休会のお知らせ

2018-12-23 | みかん

 

昨日のオベロン会は、無事に終了いたしました

クッツェーの現代社会への真摯かつ、生の側面を剥き出しにするような問いかけを読み解きながら、話は、Disabilities Studies と 文学との関係性など、さまざまな話題に及び、文学的な問いを思い浮かべながら、今年最後の研究会を締めくくりました。

年明けの次回が待ち遠しいところですが、1月最終週は、大学の期末試験期間などと重なることもあり、とても残念ですが、休会とすることにいたしました。

2019年の最初のオベロン会は

2019年2月23日(土)14時30分〜となります。

ぜひご参加ください。

それでは皆様良いお年を


2018年12月22日のオベロン会

2018-12-10 | みかん
 
すっかり冷え込んで、冬支度に忙しい毎日ですね。
そんななか、今年の締めくくりの発表を担当してくださる千葉康樹さんが
さっそく要旨を送ってくださいました。

 

“南アフリカのノーベル文学賞受賞作家、J. M. Coetzeeの作品、
Slow Man と The Lives of Animals を中心にして、「障がい者と文学」について考えます。
Disability Studies という学問領域、あるいは、Disability and Literature という
文学研究の切り口は、英米ではメジャーになりつつありますが、日本の英文学においては、
さほどでないと思われます。今回の発表では、英米の研究動向にも触れながら、
「障がい者」をモチーフにした Coetzee の作品を解析し、Disability and Literature という
アプローチの可能性について考えます。”
 
 人間の姿を独特の乾いたトーンで語りだすクッツェー作品を、
Disability Studies という新しい批評的アプローチで論じるということで
とても楽しみですね。現代の私たちの主体の有り様になじむ語りでありながら、
それゆえに、はっとする程人間の存在をえぐる小説世界を通り、
千葉さんを水先案内人に、大きな思考の海に漕ぎ出す事ができそうです。
 
おたのしみに
 

 

場所などは、いつもの通りです。会の後は、今年をふりかえりながら、乾杯を

午後2時半より。(会場費:1000円)

場所は、国際文化会館
都営大江戸線 麻布十番駅 7番出口より徒歩5分。
東京メトロ南北線 麻布十番駅 4番出口より徒歩8分。


2018年12月の日程

2018-12-02 | みかん

 

あっという間に師走に突入ですね。

クリスマスや年末の賑わいが楽しみです

そんな十二月は、予定も立て込みがちですので、先に日程をお知らせします。

 

12月は22日土曜日の開催になりました。

発表は千葉康樹さんです。新機軸のお話が聴けるとのこと。要旨が分かり次第アップします。

 

冬景色を楽しみましょう