少しずつ暖かくなり、桜の開花の知らせも舞い込んでくる今日この頃、皆様心やすらかにお過ごしでしょうか。
3月30日(土)は松田幸子さんのご発表です。
タイトルは「ブルーム『アンティポディーズ』における空想の旅と病」
がご発表の概要です。
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リチャード・ブルームの『アンティポディーズ』(初演1638年、出版1640年)は、内乱が始まる数年前に上演された気質喜劇のひとつである。ジョン・マンデヴィルの『旅行記』の世界にのめり込みいわば「マンデヴィル狂」となっているペリグリンを正気に戻すために、周囲は一芝居うって彼を「アンティポディーズ」(Antipodes)への旅へと連れ出す。そこは(実際にはロンドンなのだが)イングランドとはまったく正反対の慣習を持った人たちの住む国だった。本発表では、17世紀のイングランドにおける「アンティポディーズ」(対蹠地)と新世界にまつわる言説を比較しながら検討することで、ブルームの『アンティポディーズ』における性/生についての想像力について明らかにする。
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アンティポディーズに旅行する芝居とは、、、イギリスの演劇はいつもながら突拍子もないですね〜。
ぜひ色々質問して、どんな物語なのか解き明かしましょう!
場所と時間はいつもの通りです。会場でお会いしましょう。
時間:午後2時半より。(会場費:1000円)
国際文化会館
都営大江戸線 麻布十番駅 7番出口より徒歩5分。
東京メトロ南北線 麻布十番駅 4番出口より徒歩8分。
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