順序が逆になってしまいましたが、3月の例会のご報告です。
3月31日のオベロン会は、台風なみの強風による交通機関の
乱れなどの影響もあって、いつもより少し寂しいものとなってしまいました。
しかしそのような状況の中でも、発表者の大崎崇彦さんは、
ご自身が敬愛してやまないDante Gabriel Rossettiのソネット連作
について大いに熱弁を振るってくださいました。
ご発表は、絵画や既存の翻訳などについても言及しながら立体的に
すすめられましたが、議論の中心はじょじょに、テクストの精読に
絞られてゆき、翻訳ではとうていカバーしきれない、行間の深部へと
入り込んでゆくこととなりました。
ちなみに、今回のご発表で取り上げられたソネットは、
"The Body's Beauty or Lady Lilith"
"The Dark Glass"
"The Love-Letter"
"Without Her"
"The Landmark"
などです。
大崎さん、どうもありがとうございました。
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