自作パドルタイヤ

2009年11月17日 | その他ラジコンネタ


各デカタイヤに使用するタイヤは、HPIの現在はダートボーンズです。
過去にジオランダー M/T タイヤ も購入しましたが、コンパウンドがかなり固いことと
タイヤそのものの重量があるため、砂浜走行には不向きでした。

DF-02デカタイヤ化後から使用していた初代ダートボーンズですが、走行を重ね、
いよいよタイヤの中央部からピンが削げ落ちてきています。このタイヤのピンは
非常にフニャフニャなので、磨耗してくるとピンが減ってくるのではなく、一気に
千切れ飛ぶ、という感じです。



こうなったタイヤはグリップは期待できず、オンロード用しか使い道がありませんが、
トレッド面のゴムは非常に薄いのでアスファルトではすぐに破れてしまうことでしょう。
でもこのまま捨てるのも勿体無いなあと考え、少し遊んでみます。
最近は優れた強力接着剤が家庭で使用できることもあり、どうせ捨ててもよいもの
なので、モノは実験。砂浜走行に最適なパドルタイヤパターンを貼り付けてみよう、
というものです。

まず、残っているピンを爪切りで全部切り落とします。


実はこの作業かなりメンドクサイです。粗いアスファルト路面を爆走して
なるべくピンを削ぎ落とした方がいいと思います。

終了したら、粗めのサンドペーパーで表面を少しならしてあげます。
少し凸凹が残ってますが、面倒なのでそのまま。接着面積が増えるということに
しておく。


接着剤は、強力ゴム系の「ウルトラ多用途S・U」を使用。この新世代接着剤は他に
セメダインの「スーパーX」との2トップですが、S・Uの方が接着剤を塗布後、
すぐに貼付けられる点が異なります。(スーパーXは塗布後1-2分置いてから
貼り付ける)
瞬間接着剤はダメです。硬化後の柔軟性が全く無いため、タイヤが変形すると、
接着部分がパリパリと割れてしまい、剥がれてしまいます。

タイヤスパイク(ピン)を考える
今回はパドルタイヤを作ってみる、という趣旨なのでトレッド面にハシゴ状に貼り付け。
パドルの材料は、3mm厚、15x15のゴム板です。ホームセンターで150円。





それを3mmx3mmほどにテキトーにカットして


目分量で充分です。

あとはタイヤのトレッド面に貼り付けていきます。
脱脂などの下地処理はしっかりしておきましょう。表面をサンドペーパーで荒らして
おくのもいいと思います。


かなりズレてるし、接着剤がハミ出てますが、気にしないw

強力な接着力を発揮させるポイントは圧着ですので、マスキングテープでしっかり
押さえつけるように固定して、これで丸一日放置。


完成後の走行テストはまた後日!!


DF-03 デカタイヤ9

2009年11月17日 | DF-03 ダークインパクト


DF-03のデフの続きです。
ハイパワー化によるデフの故障のため、3Racingの強化デフジョイントに交換しました。
一緒に消耗の激しいデフプレートとデフボールも交換です。

デフボールですが、近所のジョーシンへ購入に出向く途中に立ち寄ったホームセンター
で発見。
普通タミヤ純正だと、10ケで200円ほどですが、100個で300円で買えます。


精度や耐久性には不安が残りますが、調子悪ければ即座に交換するようにすれば
いいのでは?
ハウジング部分とプレートの接着にはボンドの「ウルトラ多用途SU」を使用して貼付けて組み直します。

もう一工夫。防塵性の高いDF-03シャシーですが、完全に密封することは不可能なようで、
最初デフユニットを取り出した際にはグリスにも砂がいっぱい付着していました。
これではデフによい訳がありません。対策としては各社からボールデフプロテクト
シール
が発売されていますが、どう見てもただのシール・・・。
家にカッティングシートの切れ端とサークルカッターもあるので自作。

ノギスでサイズを測ってみると、
右:外径 16mm 内径6mm
左:外径 16mm 内径5.5mm
でカットします。
写真のサークルカッターはオルファ製ですが、最近は100均でも売ってます。

貼り付けるギアの端にはデフグリスが付着している場合があるのでクリーナーで
しっかり脱脂してから貼付け。右はベアリング取り付け時に干渉しないように注意。

できた!