リフロー作業に入ります。
リフロー対象は真ん中の「Cell」と「PSX」の2つのCPUだけです。
例によってフラックスを大量に流し込みます。
他の2つはヒートシンクすら付いていないので、熱の問題は発生しないと考えて良い。
つか、焼くと壊れますたぶん やめておきましょう。
再び出番だぜヒートガン! 写真使い回しはご勘弁下さい(汗)
焼き込み時間は前回と同じ「強」で6分間としました。
組み立て&動作確認編に続く・・・。
BUNBUNです。分解作業は続く・・。
主電源部品を外す。
背面カバーを外す。
この時点でマザボ+金属フレーム+冷却ファンの3枚が重なっているのでまず冷却ファンユニットを分離させます。
マザボと電源ケーブルで接続されているので外す。かなり劣化しているし、細いので注意。
ファンユニットとマザボを外す、というよりはがす。
間違いなくCPUとグリスが固着している筈なのでゆっくりじっくり外しましょう。
金属フレーム上のHDDマウントは外さなくてもOK。
フレーム上にリチウム電池が載っていてマザボと繋がっている。これも外す。
やっとフレームとマザボを分離。CPUが4つもある!
PS2互換性のためのCPU EmotionEngine。
各パーツに貼り付いているシリコンゴムを取り去り(元の位置は全てメモや撮影!)
埃や古いグリスのクリーニング。
一緒に冷却ファンも掃除しておきましょう。
Before
After
ここまでが分解開始からリフロー前までの作業です。
圧倒的にパーツが多いのと、手順を確認しながらだったので先代PS3に比較すると2倍は時間が必要でした。
作業経過はデジカメで随時撮影しておきましょう!
大事なことなので二度(以上)言いました!
BUNBUNです。
おさらいですが、必要な道具類を再掲。
用意するもの
・トルクスドライバー(T10H):封印シール下のネジを外すのに使用。
・プラスドライバ:大、中
・ヒートガン:先代PS3の修理以来、4度目の登場
・液体フラックス(鉛フリーはんだ対応):HAKKO FS200
・ピンセット : 樹脂製が良い
・エアダスター、掃除機、ハケ
・消毒用アルコール
・エレクトリッククリーナー
・キッチンタオル
・CPUグリス
・デジカメ : 作業経過の記録用
パーツクリーナーはパーツへのダメージを考えて外しました。
実際の作業で大事なのは先代PS3と同じく、「正しく分解して正しく戻す」
デジカメは前回に増して必須です。 機能簡略版でもある「CECHH00」に比較してPS2互換の機能を持つ
CECHA00は部品数も多いので作業経過を残す意味でかなり重要。ネジの位置なんて全く別物と考えましょう。
封印シールを除去後、天板を取り去ります。
この次点でネジの配置がかなり異なるのでCECHA00の時の知識は役に立たないつもりで。
デジカメで作業経過を撮影することを激しく推奨。
中蓋の開き方は同じ。しかし・・
メモリーカードリーダーが中蓋側に搭載されていて、本体側とフラットケーブルで接続されているので
勢いよく開くと、コネクタが破損する恐れがあります。ゆっくり開いてケーブルを外します。
電源ユニット(左)とブルーレイドライブ。
全く部品は異なります。消費電力とか改良が加わっているのでユニット自体が別物です。
ざっと確認すると何やら外さなければならない部品が多数。
BUNBUNはこのあたりで、CECHA00分解の知識が微塵も役に立たなさそうなことに気づく。
各種部品を取り外していきます。
CECHH00では中蓋を外した時点でドライブは固定されていなかったのですが、まだ固定箇所がある。
フラットケーブルの数は太いものから細いものまでCECHH00の倍はある。無くさない&間違えないよう注意。
電源ユニット取り外し中。
電源ユニット撤去後。例のコネクタです。
ドライブ撤去後。こんなに細くて脆そうなケーブルもいくつかあります。
各パーツと金属フレームを取り外したところ。やっとマザボがお目見え。
マザボ上のフラットケーブルを取り外してゆく。どのコネクタにもラッチが付いているので無理に引っ張らないこと!
マザボを取り出します。背面カバー部分をしっかり持ってそこを支点に、矢印方向に引き上げるファンユニットごととガバッと外れます。
かなり重たいので注意。
分かってはいたけど埃が凄い。
続きます・・・
BUNBUNです。
さて、いつまた化石化する恐れを抱いたまま再開の当ブログ。
再開第一弾は何にしようかなんて考えてる訳ですが、今までのアクセス解析を見ていて、ラジコンネタに次ぐ
アクセス数なのがジャンク品の復活。と言っても今までパソコンとPS3一台づつしかありませんが。
約一年前にPS3のジャンク品の復活記録を書きました。その後実機はしばらく問題なく稼働してましたが、
つい先日YOD現象が再発しました。
既に分解は手慣れたものなので、焦ることなく分解→再リフローで復旧させ現在も使用しています。
半年~一年に一回なら再リフローしつつ使い続ければ良いかなと考えてる今日この頃。
BUNBUN自身はあまりゲームは嗜みませんが、レースゲームだけはちょこちょこっと楽しむ場合があります。
しかしPS3実機はリビングのTVに接続されているものの自分の部屋でゲームしたいなんて思う時があったりする。
かと言っていちいちPS3をリビング→自室に運ぶのは超メンドーです。
で・・・
またまたやってきました。
CECHA00。Wikiによると一番初期に発売。PS2互換、SACD対応。
USB4ポート。無線LAN、カードリーダー等。メッキなので60GBモデル。
PS2互換については完全互換ってことで結構貴重なモデルらしいです。
まあ元々PS2のソフトも持ってないので意味ないが・・。
値札には「HDDなし。電源入れるとすぐ落ちます」とお決まり文句。
復活に向けて作業開始!
続く・・・・