DT-02 デカタイヤ プロローグ

2009年07月29日 | DT-02 デザートゲイター

初登場のDT-02 デザートゲイターです。ダークインパクトの後に購入したのですが、
RB5を購入以降は息子が時々お遊びで使用するだけであまり使用されることはありませんでした。
エントリーモデルですのでサーキット走行ではRB5に敵うべくもありませんが、構造もシンプルかつ頑丈で、
フルベアリング付きで実売8000円ほどとお気楽改造用途にはピッタリ。



DF02、03と四駆が続いたので今回は二駆デカタイヤを製作してみます。


受信機のおそうじ

2009年07月16日 | 日々雑感

先日、タイヤに大量の砂が入り込んでしまったのでタイヤをカットして砂を除去する
作業を行いました。
続いて受信機が気になってきました。受信機にはクリスタル挿入用の穴や、
空いているBEC端子など空いている部分が多く、砂を巻き上げて走行させればそれ
相応の砂が入り込んでしまうのではと考えた為です。

早速受信機をシャーシから外して振ってみると・・「シャラシャラ」と音がします。
やはり砂は入り込んでいるようです。すぐに故障するという致命的なものではないか
もしれませんが、一度気になると放っておけないので分解清掃することにしました。

まず分解です。精密ドライバー(100均で十分)のマイナスの一番小さいものを
受信機のケース側面に付いている小さいツメに差し込んで軽くこじってあげれば
ケースは簡単に外れます。

パカっとね。


さらに基盤の横から同じようにドライバーでこじってやると、基盤も簡単に外れ、
同時に入り込んでいた砂が出てきます。
こんなに入ってました・・・・・・。

基板上にも細かいホコリや油汚れが付着していたのでお掃除しますが間違っても
通常のパーツクリーナーを吹きかけるのは厳禁です。
使うのはこれ。
KURE エレクトロニッククリーナー



ある意味、接点復活剤ですが、樹脂、ゴムはもとより、精密機械の基盤や、各種セン
サー部分の洗浄に使用できるくらいですので、受信機の基盤にも使用できます。
大量にぶっかけてやりましょう。


さてこのクリーナー、一本あると生活変わります

ありとあらゆる接触不良に使用でき、しかも素材を痛めることがありません。
電気製品の機械的トラブルの半分はこれで解決してしまうのではないかというほど
効果が高いです。グリスアップ前の洗浄にも効果的です。

子供の友達が家に遊びに来た時ですが、現代ッ子らしくDSを持ってきていました。
でも話を聞くと、ROMカートリッジの接触が悪く、何度も抜き差しを繰り返してやっと
正常に起動できるようになるそうです。しかもプレイ中に接触不良が再発して
セーブを取れないまま強制終了もあるとか。
家でエアーブロアをかけてもらっているそうですが全く変わらない模様。
そこでこのエレクトロニッククリーナーを持ち出し、カートリッジの端子部分にシュッ!
DS側の端子部分にもシュッと吹きかけ、待つこと3分。
今までの異常がウソのように正常動作となりました。友達にも喜んでもらえたし、
息子も「パパスゴイ!」と泣けることばを・・・・息子よ、
父親の威厳を少しでも感じてくれますか?

ただし洗浄効果が高いのでグリスやオイルなどを再注油できないような部品には
使用しないようにしましょう。

よーく乾燥させた後は元通りに組み立てて完了です。
受信機をシャーシに載せる際は、横向きに設置することにより、砂やゴミが入り込む
ことを防ぐことができます。


BCL、無線受信熱 再び

2009年07月15日 | 日々雑感

私が中学~高校生の頃、一時的にBCLに熱中した時期がありました。
TOTOとかカルチャークラブとかネーナとかの洋楽が周りで流行っていた頃、
短波の放送局にKYOIという洋楽の日本向け放送局があり、
それを聞きたいが為に安物の短波ラジオを購入して食い入るように聞いていました。
そのうちに他の海外日本語放送を聴くようになり、BBCやVOAなどの他に
「朝鮮の声」などで子供ながらにアブナイ雰囲気に浸っておりました。

また、BCLラジオの他に無線受信に興味を持ち、ラジオライフの洗礼を受け、
ユピテル「MVT-3000」を購入して様々な無線を聞き入っていましたね。
中でも「自動車電話」。携帯が発達しきった現在、死語と化していますが
当時は車に立っていた黒いアンテナがお金持ちのステータスでした。
当時はデジタル化もしておらず、電波のタレ流し状態だった訳で、
受信も対応受信機があれば簡単に会話が聞こえてしまいました。
電波法に反しますので内容は伏せますが、初めて受信した会話が凄すぎて・・・
若かりし自分にはショックがでか過ぎました。
他にもエアーバンドや消防、各種業務、署活系など「受信パラダイス」だったのは
間違いありません。

さて、このBCL、無線受信がマイブームが復活しそうです。
きっかけは押入れの中から広帯域受信機AOR AR8000が出てきたことによります。


発売が1994年で、すぐに購入した覚えがありますので、15年前ですか。
このAR8000は、当時ハンディ受信機の最高峰として発売され、その性能により
高い人気を得ました。
中でも受信感度は秀逸で、後継機種であるAR8200さえ凌ぎ、しばらく8000と
8200が併売されたという逸品でした。

15年振りに日の目を見たAR8000。アンテナは紛失していましたが、
とりあえず電源を入れてみると「聞こえる!」 スイッチやダイヤル関係も問題なく、
動作不良はありません。
近所の無線屋でアンテナを購入してエアバンドへ合わせると懐かしい声が。  感動~!

AR8000が出てきたということは、もしかしてアレも?とゴソゴソすると、
やっぱり出てきました。ナショナルの短波ラジオ RF-B40

初代短波ラジオのアナログチューニング機の次に購入した初めての
PLLシンセサイザー方式の機種です。
こちらは残念ながら電源は入るものの、テンキーは半数が動作せず、チューニン
グボタンやバンド切り替えボタンが不良で、分解すると内部のゴム部品がボロボロ
でした。
復活不可能ですがこれをきっかけに、現在の海外短波放送が聴きたい!
(ワッチしたい)衝動にかられております。
ネットが普及した現在、海外の情報は音声どころか画像、動画までもがオンデマンド
で閲覧することが出来、海外向け短波放送でさえその内容がネット上でリアルタイム
で聞ける国も多いのです。
ある意味海外向け短波放送は使命を終えていると言えます。
でもやっぱり海外向け放送はラジオ(受信機)で聴きたいという考えは生きており、
WEBで検索すると筋金入りの方から、最近になってBCL復活、という復帰組まで
様々な愛好家が存在します。

さて、今時の短波ラジオはどんなのが?と調べてみると、現行機種として販売してい
る日本のメーカーはソニーだけなんですね。ナショナルも現在は製造していません。

ソニーフラッグシップ機であるICF-W7600GRの実勢価格は30000~35000円ほど。高いなあ~
今は中国製のラジオが席巻していました。時代が変わったんですね。
ネット上の評価を見ても上々です。
15000円ほどでかなりの高性能機を購入できてしまいますし、デザインも野暮った
いものではなくオッシャレーと言えるものも。では一つ買ってみるか、ということになりました。

また、無線受信についてもAR8000に現役復帰して頂き、エアバンドを中心に聴い
ていこうと思います。

しかしラジコンに短波放送、無線受信 ですか・・。ぜんぶ電波絡んでますね。
どれも世間様に明るい趣味として宣言できるものではないですが、いいんです。
趣味は自分のやりたいものをしましょー


DF-02 デカタイヤ11

2009年07月14日 | DF-02 ライジングストーム

DF-02をメンテナンスしていた時、足回りをお掃除するためにタイヤを外した際に、
1本だけやけに感触が違うタイヤがあることに気付きました。
???と思いつつ、タイヤをグニグニしてみると中からシャリシャリという音が・・。
あれ?早くもインナースポンジが劣化して崩れてきているのかな、と思いましたが
そうではなく、ホイール内に砂浜の砂がどっさり入り込んでしまっているのです。
かなりの量の砂らしく、そのタイヤ1本で、他のタイヤ3本分の重量があります。
通常、ホイールには空気抜き用の穴が空いていますが、
アスファルト上やオフロードサーキットではほとんど砂が入り込むことはありません。
(仮に入っても微々たるもの)
でも砂浜で走行させた場合、その柔らかい砂の中にホイールまでがはまりこんでしま
うのは当たり前。
その時に細かくてサラサラな砂がホイールの穴から入り放題なワケです。
こんな重たいタイヤで走行していれば燃費は悪いわ、ただでさえ足回りに負荷の高
いデカタイヤを履いているのに、ますます車体やモーター、ESCに影響ありまくりだっ
たことでしょう。
最初から気付いていればと思っても後の祭り。

泣く泣く砂の取り出しを開始したのはいいが、タイヤとホイールは瞬着でしっかり接着
してあるのでタイヤを外すことはできません。
最初はホイールの穴から出てこないかとタイヤをトントンしてみるが、
穴から出てくるのはパラパラとほんの微量。
30分ほど同じ作業をしても重量は全く変わらないのでアホらしくて諦めました。
かくなる上は「切ってしまえ」
再利用できないような状況になればタイヤ買い替えを覚悟してカットすることにしました。
ホイールの車体側のリムとタイヤの境界線を切り込みを入れていきます。
ただし普通のカッターでは曲線カットは超不得意ですのでデザインナイフを使用します。
タイヤとホイールの境界線に沿ってザクザクとカットしていきます。
一周できたところでタイヤを裏返えすと・・・・・・ドサッと大量の砂が落ちてきました。
その量ときたら、大さじ4-5杯分くらいですかね。
あまりの量に、写真残すのを忘れました。(笑)
またインナースポンジにも砂が含まれているようで叩くとやはり砂が落ちてきます。
それにしてもかなりの重量です。
人間に例えるなら足に5kgくらいのパワーアンクル((C)リングにかけろ)を付けてラン
ングするようなもの。

一通り砂の取り除きは完了したのであとは再利用できるかどうかですが、これは大
丈夫でした。
切断面に、愛用の瞬着を塗って密着させたところ、乾燥後は少々引っ張ってもビクと
もしない強度でくっついています。
これは元々タイヤのゴム自体に厚みがあり、
なるべくリムに近い部分でタイヤを切りましたので接着面も広めに確保できたことが
大きいようです。
試しにバッテリーを繋いで空回ししてみましたが、接着面にハガレは見当たりません。
「よおーし復活!」とふと横を見ると残り3本のタイヤが。
重量があったので目立ったのが最初のタイヤだっただけですので、
残りのタイヤにも多少なりとも砂が入り込んでいるのは間違いないでしょう。

      ということで残り3本も同じようにカットしました。
最初の1本ほどではないですが、やはりそれなりの砂が入り込んでいました。
これでスッキリ♪
ホイールの空気穴にはアルミテープを貼り付けて塞ぎました。

 


受信機用キャパシタの自作

2009年07月13日 | 日々雑感

 

DF02、DF03 デカタイヤでしばしばノーコンが発生することがあります。
これは高出力を発揮するブラシレスモーターと、電気食いのサーボであるMG996Rを使用しているため、
一時的に受信機への供給電力が低下してしまっているためと推測しています。
(ブラシモーター+アナログサーボを使用していた際は一切ノーコンは発生していなかったし)


そこでノーコン対策に効果があると言われる受信機用キャパシタを自作してみました。
受信機用キャパシタは各社から完成品が発売されていますが、値段は700円~1000円くらいですかね。
自作する手間と時間を考えると買った方が早いと思いますが、
まあ趣味の醍醐味ということで「金かけずに手間かける」。    ソノワリニムダヅカイハオオイノデス

以下、製作は自己責任にてお願いいたします。

電解コンデンサ
完成品キャパシタに使用されているコンデンサを見ると、電圧は16Vが基本で、
容量は1000~1800μFあたり。
電子パーツ屋さんで購入できますが、近所にパーツ屋さんが無い場合には、
通販や修理も請け負っている電気屋さんに頼めば取り寄せてもらえると思います。
また、故障して使用しないデスクトップパソコンの基板上にも似たようなスペックのコ
ンデンサが載っているかも?

買ってきました。


2200μFです。
値段が110円ですが、1500や1000と10円程度しか変わらなかったので・・。
安心のパナソニック製。

当然ですが、容量が大きくなるほどコンデンサのサイズも大きくなります。
この2200μFは単3電池と太さはほとんど同じです。メカスペースの狭い車は
もっと小さい容量のものにしましょう。


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コンデンサについて少し戯言です。
私の仕事はパソコンの業務用ソフトウェアのインストラクター兼営業なのですが、
仕事柄お客さんのパソコンの故障に遭遇する機会が数多くあります。
パソコンの故障で一番多いのはもちろんハードディスクの故障ですが、
次に多いのは電源が入らない又はすぐに電源が切れてしまうというものです。
電源ユニットのトランスそのものが寿命というものもありますが、
多くは電源ユニット内、又はマザーボード上に取り付けられているコンデンサに問題
が多いと感じます。
パソコンのケースを開けるとそこには大きく膨張したり、無残に破裂したり、
おびただしく液漏れをおこしたコンデンサが付いていたりします。
電気部品であるコンデンサは、良質なものもあれば安価な海外粗悪品(主に台湾・中
国製)もあります。
私の遭遇した経験上、購入後それほど経過していないのに電源関係の故障をおこし
たパソコンはほぼ粗悪なコンデンサを使用している場合が多いのです。
通販で安価なパソコンで有名な某メーカーもエントリーモデルの場合はこりゃどこの
国のコンデンサだ?というようなものにお目にかかったこともありました。
安いものには安いなりの理由がある訳ですね。
もちろんその某メーカーであっても、サーバー用途やワークステーションレベルでは
高品位なパーツを使用しています。
コンデンサは消耗部品ですので使用時間が長くなるにつれて劣化していきます。
しかし逆に考えると破裂や劣化したコンデンサを同一スペックの新品を用意して取り
替えてハンダ付けすれば直すことができてしまいます。
しかしメーカーに修理に出した場合、問題のあるコンデンサのみを取り替えるということはせず、
そのコンデンサが載った基盤ごと取り替えるのが普通ですので結果的には修理費用が高くなってしまう訳です。

ちなみに販売されている受信機用キャパシタが使用しているコンデンサのメーカーは?
ご自分で確認してみて下さい。メーカー判別方法もネットで簡単に分かる時代です。
ココが非常に詳しくて、私も非常にお世話になってます。

http://mkk.s20.xrea.com/cap.htm

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コード・BECコネクタ
以前故障したサーボ、SX101から切り取ったものです。リサイクルで使いますが、
予備としてコネクタも買ってきました。

50円とはまた微妙な値段ですな。

画像は2Pですが、3Pも80円で販売されていますのでサーボやESCの
補修部品としていくつかまとめ買いしておくのもよいかも。
コードはタミヤの工作用に販売されている平行ビニル線です。
あとは1.5mmの収縮チューブを用意しておきましょう。

コード付きのBECコネクターはイーグルなどから200円ほどで販売されていますの
で、近くにラジコンショップがある場合にはそちらを購入した方がいいかも。


コンデンサの足が短い方がマイナス、長い方がプラスにそれぞれケーブルの青、赤をハンダ付けするだけです。



できた!  所要時間1分(笑)
ケーブルも抵抗になるので、なるべく短い方がベターです。
収縮チューブで絶縁を忘れずに!

果たしてその効果は?
次回以降お知らせします!