TREK&RIDE

山と自転車!

ゴロゴロ雷ごろごろ昼寝

2007-06-09 | 生活
昨日から雷がゴロゴロ鳴っています。
夜半にもドドンと地響きがするような雷鳴。
夢心地の中で山の稜線で雷に見舞われる場面を想像していました。

これまで山の中で激しい雷に遭ったことはありませんが、いつそのような状況に出くわすかは分かりません。
雪山の稜線、しかもホワイトアウトの状況で雷が鳴ったら…
どう対処したらいいのか一度考えておく必要がありそうです。


今日はGW前に買ったままで一部整理していなかった地形図の地図折り。
結構時間がかかって疲れる作業。
疲れてそのまま昼寝をしてしまいました。

おりんの実家から

2007-06-08 | 生活
おりんの実家からの封筒が届きました。
E410のメディアプレゼントキャンペーンで送られてきた2GBのXDピクチャーカードです。

今までFINEPIX用の256MBで代用していたのが、一気に8倍近くに。
これで残量を気にせずパシャパシャ撮れます。
ただし、一球入魂の精神は忘れてはならない。


「おりんよ、気を遣わせてすまないねぇ。」
「いいんだよ、あんた。」

もんもんシーズン

2007-06-05 | 生活
山スキーシーズンが終わりを告げると、突然ぽっかりと心に隙間が空いてしまった気分。。。
居ても立ってもいられずに、今日はこんな本を買ってしまいました。


右の本も遅れ馳せながら購入。来シーズンに向けて研究資料とさせていただきます。

山スキーは単独でも何とか楽しませてもらっていますが、沢登りとなると話は違う。
門を叩くだけでも相当ハードルが高い状況です。
まずはこれで勉強。
あと初心者向けの教室を探す手もあるか。

旭岳・白馬岳/山スキー

2007-06-03 | 山スキー
2007年6月2日 旭岳・白馬岳

前週の大雪渓で板納めにした筈が…
シーズン最後なのに青空も拝めずに敗退とは心残り。
1週間後、また猿倉に出没です。

5時40分。
猿倉駐車場出発。
新緑の中を白馬尻までトボトボと林道歩き。


緑がすっかり濃くなった印象。

途中の林道の水たまりの中に、イモリか何かの卵がたくさん産み付けられていた。親イモリ?の姿も。
林道のど真ん中なので車に踏まれないように気をつけてね。

6時35分。
白馬尻小屋。ここでシールを貼る。
大雪渓の先には山スキー、登山の先行者がちらほら。
先週の賑わいに比べると若干寂しげ。

6時45分。
行動再開。今日は妙に空腹を感じる。

大雪渓は先週登ったばかりなので今回は傾斜やコース取りの把握が容易で助かる。
休憩は写真を撮る時に休む程度にして頑張って前進。

途中で杓子岳側の尾根から小規模なブロックが崩壊し、雪塊が転がって来る。


穏やかな日和。ただ落石には注意が必要。



2号雪渓上部を仰ぐ。

7時48分。
標高2,200m。傾斜がきつくなってきたので前回と同じポイントでシール登高をギブ。
今回はちゃんとアイゼンを装着。
かなりお腹が減ってきたので大休止してエネルギー補給。
行動食がどんどん無くなってしまう。

8時01分。
葱平までのツボ足。背中から太陽を浴びて一気に汗が噴き出してくる。
ブリザードに震えていた前週とは大違いだ。


大雪渓のハイライト。

8時29分。
葱平。あたりは高山地帯の雰囲気がでてきた。
雲雀の囀りが清々しい。
ここで再度シールを装着。

9時07分。
頂上宿舎通過。

9時13分。
旭岳への夏道分岐に進んだ所で白馬岳に行くか旭岳に行くかで迷う。
晴れているうちに白馬山頂に立ちたいが、雪が良いうちに旭岳の斜面を滑りたい。
後者を選択し旭岳へ舵を取る。


雲の中に剱が見えた。


6月でこの雪量。ほぼ全面に雪が残っている。

旭岳山頂へ最後の登りもシールでなんとかクリア。

9時47分。
旭岳(南峰)に到着。
風弱し。音の無いピークにひっそりと佇む。

10時35分。
かなりゆっくりしてしまった。気温上昇で雪が緩んでしまうというのに…。
東面はありえないので、南面に向けて滑り込む。
南面でさえ多少ドキドキ。

滑ってみると…最高!
調子にのってどんどん下まで滑ってしまう。
結局2,650mまで滑り降りた。

うーん、これは実に爽快だ。もう1本!
ツボ足でピークまで登り返し。


こりゃええわ。

11時13分。
ピーク。ちょうど山スキー2名、ボーダー1名が登って来られた。
みなさん東面を覗いておられます。
そのうち、ボーダーさんが何の迷いも無く東面へドロップ。
山スキーのお一方も準備を整えていらっしゃいます。
ここはギャラリーとして見学させていただきます。
山スキーヤーさん、サラッと飛び込んでいかれました。
実に美しいターン。見ていて惚れ惚れする光景です。
あっという間に谷底へ消えていったあとには、スラフがゆっくり滑る嫌らしい音だけが残っていた。

11時50分。
僕はスゴスゴと南面から滑走。鞍部で暫く待っていると先程の方がシールで登り返してこられた。
今日は凄い滑降を見せていただき有難うございました。


旭岳東面。確実な技術と十分な自信がないと踏み込めない。

12時25分。
頂上宿舎の稜線。白馬岳山頂を踏んでから大雪渓を下山することにした。
既に天気は崩れており、山頂は信州側から湧き上がる雲に覆われていた。


12時55分。白馬岳山頂。

怖いもの見たさで2号雪渓も覗いてみる。
ここを滑るのはとても人間業とは思えないが、ガスの中に一本のシュプールが残っていた…


これは尋常ではないです。くわばらくわばら。

13時16分。
白馬山荘の下、旭岳夏道分岐でスキー装着。大雪渓に向けて滑降開始。

13時45分。
白馬尻小屋。もうヘトヘト。


梅雨を前に除雪作業が進みます。

白馬尻小屋の先で早めに板を脱いで林道へ。
あとは道端に咲き始めた花を眺めながら林道歩き。
朝、イモリ?がいた水溜りを覗いてみたが姿は確認できなかった。どこへ行ったの?


カメラテスト。マクロモードで撮ってみた。

14時36分。
猿倉駐車場に無事下山。
かなり疲れました。十分満足させていただきました。
これで板を納められそうです。
ただ、ハラのなかの遊び虫が大人しくしていてくれるかどうか…