どんどん忘れていく

毎日の記録

おっさんはおっさんが嫌い

2004-04-27 22:48:55 | ライブ


たーさん、1歳の誕生日おめでとうございます!

サブカル4DAYSの千秋楽は青山円形劇場で鶴瓶噺。
渋谷で向野と待ち合わせたはいいが、季節外れの台風が来たような悪天候。あちこちからキャーという悲鳴が聞こえる。ころあいをみて会場へ。客入れのBGMはくるりだった。
まずは鶴瓶が普段の生活でおきたことを面白おかしく語る鶴瓶端。まぁ、ただのフリートークなんだけど、変な人や事件を引き付ける能力日本一のべー師承の話しだからいちいち面白い。
◎昨日は木梨憲武が観に来ていたので、中井貴一らと一緒にご飯を食べに行ったが、誰も鶴瓶にしか気付かず憲武がすねた。
◎サウナで赤ちゃんを抱えた夫婦がいたので、気になってお名前は?と聞くと「マコちゃん」と答えた。青い目をした人形だった。
と、箇条書きにしても面白さがあまり伝わらなくて残念。これに鶴瓶の話術が加わるとすごいことになるんだけどなぁ。一番インパクトがあったのは、近畿放送の生番組でオセロが街中をレポートしている時に「え~、この先にはキチガイ病院があります」と言ってしまい現場は大パニックに。訂正してもう一度言えという指示に、よくわかっていない松嶋は「え~、この先にはキチガイの人がいる病院があります」と言ってしまい、その番組を降ろされたという話。

休憩をはさんで、鶴瓶噺10周年目にして初めてやる企画、私落語(鶴瓶噺の落語版)がスタート。普段着から着物に着替えた鶴瓶は、師承の笑福亭松鶴に弟子入りした頃の話を長めの枕にし、師承が怒った時の話を元に師承の想い出を話してくれた。話がオチた瞬間、松鶴師承の写真がプリントされた大きな幕がストーンと降りてきた時は、松鶴師承に対する鶴瓶の愛情の深さを見せられたようでゾクゾクとした。
鶴瓶はこれを古典落語のように他の噺家さんがやれるような形にしたいらしい。そういえば上岡龍太郎が「鶴瓶ちゃんの話を落語という形にまとめたら面白いんちゃう」と昔言ってたな。松鶴師承のことはよく知らないけど、これを機会に落語を聞いてみたいと思ったよ。
今回は糸井さんや岡村、木梨、キム、品川らが来ていたそうだ。

満ち足りた気持ちで向野とほの字へ。生ビールが珍しく美味しかった。学校、シャケ、自意識過剰で激怒、クラムボン、エゾ、ガチャポンetc... 普段話さないようなことも話せてよかった。

塚地さん版の『24』。続きが気になる~。