どんどん忘れていく

毎日の記録

告別式

2003-09-08 21:32:29 | 日常
とうとう告別式の日が来た。今日もものすごく暑い。新聞に名前が載ってたそうで、今日のことを連絡していなかった人がかなり来てくれた。ありがたいことだ。父親がずっと働いていた会社の人達が口々に「まだ若いのに」と言ってくれて、ヤバかった。う~。

住職が下がって、喪主の代わりに挨拶。大きく深呼吸をして何とかすませる。祭壇の前に棺が置かれ、みんなで花を入れてお別れ。いつも口数が少なくて、あまり感情を顔に出さない姪っ子のじゅんが泣いてるのを見て、こっちも耐えきれなくなった。

火葬場で小学校の時の同級生と高校の同級生に偶然会う。父親の親戚は皆明るく話していて楽しかったが、母親の親戚は各自いろいろ事情があるようで、話を聞くたびに辛い思いをした。でも、長男なのに東京で勝手きままに暮らしている自分には話を聞くことくらいしかできんから、一生懸命話を聞いた。

みんなで骨を拾う。はかないね。お骨を持ってお寺へ向かう。ボーっと外をながめていたら、大きく白い看板に筆文字で「牧のうどん」と書いてあった。なんか、気が抜けて笑った。そして、緊張がとけた。
お寺で初七日のお経をあげてもらう。住職にお布施を渡し、式場へ。途中、高校やモイちゃんちの前を通る。10何年ぶりに見る。式場で精進落とし。親戚のみんなを見送り、母親、妹、旦那さん、じゅんちゃんらでウチに帰った。

ほとんど親戚付き合いしたことなかったのに、みんながとても親切にしてくれて、今さらながらホントに今さらながら、親戚や友達の大切さに気付いた。遅いけどね。
みうらさんが「先祖のお墓に行くのって嫌だけれど、『お墓マイル』というシステムにして、行くとポイントがたまって何かもらえるようにすれば行くようになるよ」と言ってたことを思い出す。『親孝行プレイ』ってのも言ってたな。さすが、みうらさんらしいや(笑)。

九年から「明日来る?」ってメール。九年に限らずライブやってる人はがお客さんが来なかったらって心配なんだろうなぁ。