ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

『中国の危ない食品』

2007-11-21 17:24:32 | 最近読んだ本
周勍『中国の危ない食品』(草思社)

いやはや、すごい本が出たものです。
中国の食の安全がいかに犯されているか、
こんなとんでもない現状がある!と訴える暴露本。
なんと大胆な!
中国でこんな本が出せるということにまず驚きです。

かなりショッキングな内容が続々出てきて、
読んでいるだけでドキドキしてしまいます。
心臓に悪いかもね。

ウソがまかり通るような国での話なので
信憑性があるかどうか気になるところですが、
天安門事件で3年間獄中にいた中国人ジャーナリストが
各地を足で回って取材したうえで書いているので、
下手なウソやまやかしはないでしょう。

どんな話が出てくるか気になりますよね。

豚肉を赤く見せるために使った薬剤により
中毒になった人が続出。

白桃に人工色素をたっぷり含ませて黄桃の缶詰をつくる。

醤油の原料に髪の毛を使ったものがある。

これだけでもショッキング!

製造日を改ざん、売れ残った月餅の餡を再使用、
あ、こんな話はどこかで聞いたことがありますね。
(他国のことばかり言ってはいられない現状には注意注意!)

とにかく「ありえない!」と思えることばかり。
「良心」はどこへ行ってしまったのでしょう。

やっぱり中国のものは危険、思った通り。絶対買わない。
そう言ってしまうのは簡単ですが、
正直にやっている中国人もきっといるだろうと思うと、
少しだけフクザツな気分になります。

でも食の安全を考えると
基本的には避けたくなりますよね。

身土不二(しんどふじ)。
地産地消(ちさんちしょう)。
近くでとれた旬のものを食べる。
この基本が大切です。
コメント
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