元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
マツムシソウ
スイカズラ科(←マツムシソウ科)マツムシソウ属の「マツムシソウ(松虫草)」。日本の固有種で山地の草原などに生育し7~9月に直径4センチほどの薄紫色の花を咲かせる。他の方のブログで、マツムシソウの果実にはおちょこ傘のような小苞があると知り、それを観察してみた。果実は長さ4ミリほどの痩果が整然と並び熟すと少しずつ零れ落ちていく。その痩果の上部に棘状の萼片が残りそれを囲むように傘状のものがある。マツムシソウの仲間は、種子と果皮を包む萼筒の外周を更に取り囲む構造をしており、これを“小総苞”や“小苞片”と呼んでいたが、近年、新しい用語として“被萼”と呼ぶことが提唱されているようだ。
コメント ( 8 ) | Trackback ( )
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おはようございます
マツムシソウは、余り見る機会がありません
たまに目に付くのですが、いつも花だけで
果実は、見たことがないです
とても小さそうですが、面白い形ですね
でも「被萼」も覚えにくい用語ですね。
マツムシソウは山でよく見かけますね。
花のあとの果実は知りませんでした。
何て神秘的な造りでしょう。
おもしろいですね。