元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
タンキリマメ・4~上柚木
マメ科タンキリマメ属の「タンキリマメ(痰切豆)」。関東地方以西の陽当たりの良い海岸や低地の草地に生育するつる性多年草。7~9月に長さ1センチほどの蝶形花を咲かせる。当地では同属のトキリマメが普通に見られるが本種は極めて稀。"由木の植物目録”では『タンキリマメ=ごく稀 鑓水、バイパス沿いのフェンスや林縁に群落を形成、植栽随伴由来の可能性あり』との記載があり、去年その生育を確認していた。写真は地元の愛好家の方が上柚木地区に生えているのを発見されたもの。タンキリマメはトキリマメと花や果実はそっくりだが3小葉の形状が異なる。トキリマメの葉は中央より下部の幅が広いのに対して、タンキリマメの葉は中央より上部の幅が広くなる。
コメント ( 6 ) | Trackback ( )
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極めて稀ですか、そういうのを見つけると嬉しいですね。
初めて見つけたのがこちらの方だったので何の根拠もなくこちらの方が多いかと思っていましたが秋吉台ではトキリマメの方が多かった。
どちらもそんなに多くはありませんが。
非常に稀なのですよね。
横浜でも観察例はあるようなので探してみます。