元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
ヒマラヤスギ・2~雌花序
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/4b/081b1ee26051af986a98a52a80945a07.jpg)
昭和記念公園で多く見られる「ヒマラヤスギ(喜馬拉耶杉)」。この時期になると雄花序が目立つようになり樹の下には花粉を出し役目を終えた花がたくさん落ちている。しかしその株には雌花序は見当たらない。写真は雄花序が付いていない株の枝を念入りに探してやっと見つけた雌花序。細い葉の長さは2.5~3センチで雌花序の緑色の部分は7~8ミリ。雄花序の数に比べれば圧倒的に少ない。こうして見ると雄花序だけ付ける株と球果だけの株の雌雄異株のように思える。しかし当地の大塚公園にあるヒマラヤスギは今ちょうど高い枝に球果が見え枝には雄花序は見えないが、樹の下を探すと雄花序がいくつか見つかった。つまりヒマラヤスギは雌雄同株で、雄花序だけが目立つ株、雌花序(球果)がいくつか付きポツポツと雄花序も付く(もしくは雄花序が付かない)株がある。ヒマラヤスギはマツ科ヒマラヤスギ属の落葉高木。
コメント ( 10 ) | Trackback ( )
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私は雄花序は何度も見ていますが、雌花序は出会いがありません。
昭和記念公園にもあり、何度か落ちたのを拾ったことがあります。広がって薔薇の花のように綺麗でした。
近いところでは本牧山頂公園に何本かあって、何度かブログに載せてはいるけれど、いずれも継続的には観察していないので、きちんと調べたことがありません。
読ませていただきながら、きちんと継続的に観察してみたいな、という気持ちになってきました。
昨日の説明で少しヒマラヤスギについて
知識を得た気になっていますが、花にも
雌雄あったのですね。やはり実物を前に
しないとだめですねぇ(笑)。
大きな木なのでなかなか花序までみたことが
ありません。
今度機会がありましたら、観察してみたいと思います。