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ナンバンハコベ・3~奥高尾1

 ナデシコ科ナンバンハコベ属の「ナンバンハコベ(南蛮繁縷)」。7~9月に直径2センチほどの花をやや下向きに咲かせる。花弁は5枚で途中で直角に折れ曲がり先端は2裂している。花弁の内側に一対の鱗片が付いているのが見える。“南蛮”の名が付くが帰化植物ではなく在来種で北海道~九州の山野に分布している。その奇妙な姿が外国の花と思われたのだろう。これは奥高尾のもの。
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モミ・3~高尾山1号路

 高尾山“1号路”に生育している「モミ(樅)」。マツ科モミ属の常緑高木で東北地方~九州の主に太平洋側の山地に分布している。樹高は30メートルを超えるほどになる。花期は5月頃で2~3年に一度開花し結実する。球果は長さ10~15センチで秋に成熟し松ぼっくりのように丸ごと落ちることはなく、鱗片が少しずつ剥がれていく。
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