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キヨスミウツボ・5~果実2

 奥高尾“日影沢林道”の道端に生育している「キヨスミウツボ(清澄靫)」。ハマウツボ科キヨスミウツボ属の多年草で自身では葉緑素を持たずカシ類やアジサイ類などに寄生している。初夏に地面から5~10本の花が束になって咲き果実は液果になる。枯れた花の残骸の中に直径6~7ミリの卵形の果実が見える。この中には多数の種子がある。
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ツチアケビ・7~高尾山1号路

 高尾山“1号路”で見られる「ツチアケビ(土木通)」。ラン科ツチアケビ属の多年草で北海道~九州の広葉樹林の林床に生育している。葉を持たずナラタケ属に共生している菌従属栄養植物で花期は6~7月。果実はラン科としては珍しく液果になり、そのウインナーソーセージのような果実を鳥が食べて種子を散布すると考えられている。ここにはほぼ毎年出現しており登山者の人気者になっている。
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