元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
イヌノフグリ・3~野川
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/45/241736ae33ade49f5244b1d20d2aa8b9.jpg)
オオバコ科(←ゴマノハグサ科)クワガタソウ属の「イヌノフグリ(犬の陰嚢)」。多摩ニュータウンでは絶滅種で見られず、八王子市西部や奥多摩方面でわずかに自生が見られると聞く。これは小金井市の野川公園のものだが、外来種のオオイヌノフグリの花径が7~8ミリあるのに対して、イヌノフグリの花径はわずが2~3ミリ。色も淡く目立たないので、気にしていないと見逃してしまう。撮る時には全く気付かなかったが、引き伸ばしてみると雨後の砂粒が残っていた。
ちなみに野川は国分寺市東恋ヶ窪を水源として国分寺崖線に沿って東に向かい二子玉川付近で多摩川に合流する。この国分寺崖線とは立川市、国分寺市、小金井市、世田谷区、大田区に連続する延長約30キロの河岸段丘で、多摩川が10万年以上掛けて、武蔵野台地を削り取ってできた崖。“ハケ”とも呼ばれ高低差は最高20メートルにもなる。崖下では湧水が沸き、かつては周囲の田畑を潤し、今でも国分寺市の“殿ヶ谷戸庭園”や世田谷区の“等々力渓谷”は市街地の中の親水空間として、また野鳥や小動物の生息空間として貴重な存在になっている。
ちなみに野川は国分寺市東恋ヶ窪を水源として国分寺崖線に沿って東に向かい二子玉川付近で多摩川に合流する。この国分寺崖線とは立川市、国分寺市、小金井市、世田谷区、大田区に連続する延長約30キロの河岸段丘で、多摩川が10万年以上掛けて、武蔵野台地を削り取ってできた崖。“ハケ”とも呼ばれ高低差は最高20メートルにもなる。崖下では湧水が沸き、かつては周囲の田畑を潤し、今でも国分寺市の“殿ヶ谷戸庭園”や世田谷区の“等々力渓谷”は市街地の中の親水空間として、また野鳥や小動物の生息空間として貴重な存在になっている。
コメント ( 16 ) | Trackback ( 0 )
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私は上野村の一か所でよく見ていましたが
最近は見に行けてなくて残念です。
San Poの会で野川周辺に何度も行って、「ハケ」を登り下りしていた頃、心房細動がひどくなって困ったことがありました。
それでも、あの周辺は散策していて気持ちがよいところですね。
好いですね~~イヌノフグリ。
私の唯一の観察場所・・・一度下見に行きましたが
その後は、外出自粛で行けないままです。
今年は我慢かな!
でもそう言っている間に、消滅するかも・・・です。
何しろ風前の灯火の小さくて株の少ない愛しい野草です★
調布住まいの時も、野川は深大寺手前に流れていて桜の名所でした。
昨年行った夜桜ライトアップもそこ。今年はもちろん中止。
イヌノフグリ、本当に小さそうですね。
そういえば1周間ほど前に上柚木公園近くまで散策した時、
フデリンドウがあの斜面でチラホラ咲き始めていました。
おはようございます
イヌノフグリには、まだ見たことがありません
わずか2~3mmですか
余程注意していないと見つけられないですね
一度出会ってみたいです
当地も5年位前には山間の奥地で見られたのですが、もう完全に姿を消して、オオイヌさんばかりです。
小さくて、恥ずかしそうに少し赤味を帯びている姿が、いかにも日本的で、可愛いです。
その後、奈良県の某所で見たので、そこではまだ見られるかなと思いながらも、仲々行く機会がありません。
いい写真を見せてもらいました。
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