元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
モミジガサ

モミジの葉のように深裂することから名付けられている「モミジガサ(紅葉笠)」。キク科コウモリソウ属の多年草で、夏に茎の先に円錐花序状の白い花を咲かせる。写真は綿毛の果実で、長さ5ミリほどの痩果に約1センチの冠毛が付いている。芽出しの頃の若葉が食用になり、山菜通の方には、タラノメなどとともに“山菜の王様”と呼ばれるようだ。私は残念ながらその味を知らないが機会があれば是非食べてみたい。東北地方では“シドケ”や“スドケ”などと呼ばれるが、これは氷のことを方言で“シガ(スガ)”と言い、氷が融ける頃に採れることから“シガトケ”が転訛して“シドケ”になったという。童謡の“どじょっこふなっこ”に“しがこ”の言葉が出てくる。今日は冬至。池のドジョウやフナは、天井が張ったと思っているだろう。
『どじょっこふなっこ』
作詞:東北地方民謡 作曲:岡本敏明 昭和11年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
『どじょっこふなっこ』
作詞:東北地方民謡 作曲:岡本敏明 昭和11年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
コメント ( 12 ) | Trackback ( 0 )
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モミジガサどこかで見たことがありますが、よく似たしょくぶつだったかもしれません。
「どじょこふなっこ」懐かしいです
口ずさみました ♪
>今日は冬至。池のドジョウやフナは、天井が張ったと思っているだろう。
今年の冬は冷え込み、氷の天井が出来たと思っているでしょう
冬至にはカボチャをいただき、柚子湯に入る習慣を思い出しています。
今年もあとわずか風邪をひかないようご自愛ください。
今年は、ヤブレガサとモミジガサの両方を憶えることができました。
ブログに載せてなくて、ストックしているままですけど。
今日は冬至、池にも氷(シガコ)が貼って、下から見る眺めが浮かぶようです。モミジガサも端麗な花で惹きつける魅力があります。
わらべ歌は歌っても聞いても懐かしさがこみ上げてきます。
風に乗って何処まで飛んでほしいですね。
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